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第二回ワークショップを実施【 高校生一万人署名活動東京支部】

2020年02月16日

第二回ワークショップを実施

【 高校生一万人署名活動東京支部】

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 2019年12月のワークショップに続き、2月16日に第二回ワークショップを行いました。

 第一回に続き、二部制で行い、テーマを「継承」として行いました。一部では、第22代高校生平和大使による帰国報告、続いて、署名活動の報告を行いました。帰国報告については、時間的な制約から、訪問先での体験などを中心に報告がなされました。署名活動の報告については具体的に説明することをこころがけました。署名活動をどのように行っているかを理解してもらうために、実際に街頭でアナウンスしているフレーズを読み上げたり、署名活動を行っている御茶ノ水駅前の様子を写した写真、署名活動の際に使っている画板や用紙などを提示たりしながら説明を行いました。

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 ワークショップの開始時間にはまだ雨模様であり、実際に街頭に出て署名活動をすることは難しいと思われました。しかし、奇跡的に署名活動の説明が終わったタイミングで雨は止み、御茶ノ水駅前に移動して、ワークショップ参加者に実際の署名活動を参加してもらうことが出来ました。署名を呼びかけた時間は1時間にも満たない時間でしたが、50筆以上の署名をいただくことが出来ました。

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 これまでは、活動をアピールするアナウンスは日本語だけでしたが、御茶ノ水駅前では海外の方も見かけることが多く、英語でのアナウンス文も考え、街頭でのアナウンスを繰り返す中に、英文でのアナウンスも交えるようにしました。ワークショップの参加者にもマイクを通してのアナウンスを体験してもらいました。主催者側の高校生からも「署名活動体験は、活動内容についてより具体的に知ってもらうよい時間となったと思う」と感じると同時に、参加者からは「有意義だった」と感想をいただきました。

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   二部では、神奈川県選出の高校生平和大使経験者、相原由奈さんに講演をしていただきました。今回のワークショップのテーマを「継承」としたことから、相原さんの講演テーマも「継承~人と人との出会いが繋ぐもの~」として、自身の平和大使としての体験から現在研究されている内容まで、写真や資料を用いてわかりやすく報告してくれました。類義語である「継承」と「継続」を用い、平和大使や署名活動の意義、平和活動が継続された現在までを導入とするとともに、現在ご自身が研究テーマとされている「ブラジルに住む被爆者」をテーマとして被爆証言と向き合うことの大切さ、難しさを「私は被爆者の続きの人生を歩んでいるわけではない、(聞き取りを行っている被爆者を)他者と認識した上で話しを交わしていく必要がある」と心構えを伝えてくれました。また、研究テーマについて「出会いがなければ、やらなかった。出会いがあったからこそ、研究をしている」と高校生平和大使、高校生一万人署名活動を経験したことが、現在につながっていることを強調していました。高校生として活動できる期間が限られていることで、「被爆の記憶の継承」と同様に、高校生の平和活動の「継承」の大切さも訴えました。

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 「継承」をテーマにしようと企画した高校生からも「自らの経験をもとに、【継承】について新しい視点をもたらしてくださった。参加者の方々だけでなく、署名メンバーにとっても大変大きな学びとなったと思う」、「大学生の方をお招きすることで、私たちだけでは伝えきれないことも発信することができたのではないかと思う。貴重な機会となったので、今後も続けていきたい」と先輩である相原さんの講演を聞くことが今後の活動の活力となりました。

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  二部の後半は、「被爆体験を継承するための9つの方法」というテーマの順位付けの作業を行いました。ワークショップに参加する高校生は2グループに分かれ、被爆体験の継承のための取り組みはどんなものがあるかと考えました。9つの方法の内、事前に東京支部のメンバーで「語り部の活動」「資料館の充実」「高校生による本の出版」など5つの選択肢を用意した上で、それ以外に必要だと思われる4つの行動を参加者に考えてもらい、「重要だと思うもの」を念頭に並び替えを行いました。高校生のグループの他に、OPである大学生も別のグループとして作業を行い、それぞれが考えた必要な取り組みは、10点以上の意見が出されました。

 「小学校や中学校への出張ワークショップ」「紙芝居」「プロジェクションマッピング」「AR(拡張現実)技術」など、多岐にわたる発想を出しながら、生き生きと議論が交わされていきました。ワークショップに1時間という時間を確保して臨んだものの、話し合い、その報告をしていると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。「今後ともワークショップを定期的に開催していきます」という司会の締めの言葉で、第二回のワークショップは終わりました。

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 しかし、その一方、ワークショップという時間の枠を超えて、お互いに話しかけていました。自分がワークショップに参加したきっかけや、途中で質問した内容に対する補足など、まだまだ話し足りない様子がうかがえました。

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 片付けをする際、企画・運営を行った東京支部の高校生は、早くも反省点を上げるとともに、「今年戦後75年を迎える節目の年。何か私たちでアクションを起こして次の世代へ『継承』していきたい」、「前回は運営側に徹していたため、実際にワークショップに参加するのは私にとって初めての体験でしたが、本当に楽しくてたまりませんでした。視点の異なる方々との議論を通しアイデアがどんどんどんどん膨らんでいって、今後の活動へのモチベーションにも繋がりました」と、今後やっていきたい内容が早くも浮かび、次回以降の企画の構想を練り始めていました。

  高校生一万人署名活動東京支部」では、自分たちに何が出来るか、どうやって意識してもらうかなど、今後とも「ワークショップ」を通して、「平和」について訴えていきます。

 

  

【お問合せ先】

高校生一万人署名活動東京支部 tokyosignature☆gmail.com

(ご連絡の際は、☆を@に変えて下さい)

 ※原水爆禁止日本国民会議は「高校生平和大使を支援する全国連絡会」を通じ、高校生平和大使の活動をサポートしています。

 

 

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