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緊急企画展「イケナイ世界遺産 ビキニ環礁」のご紹介

2010年10月29日

 ビキニ環礁とエニウェトク環礁は1946年から1958年までの12年間に67回の核実験が行われました。いまなお放射能に汚染され、島に住んでいた人々は故郷に帰ることができません。そのマーシャル諸島ビキニ環礁が世界遺産に登録されました。
 
 アメリカが広島・長崎に原爆を投下して65年、オバマ大統領が掲げる「核なき世界」への構想が核兵器廃絶を望む私たちに勇気を与えたこの時期に、核開発競争の象徴的な場でもあったビキニ環礁が、世界遺産となったことは歴史的な意味を持ちます。

 この機会に、ビキニ環礁の歴史と核実験被害を、多くの方に知ってもらおうとパネル展が開催されることになりました。


日時:2010年10月20日~2011年3月20日 9:00~16:00

会場:都立第五福竜丸展示館(入場無料)※12/29~1/3、1/11休館
JR京葉線、地下鉄・有楽町線、りんかい線「新木場」駅下車、徒歩10分。

内容:パネル展示
「世界のヒバクシャ」を取材し続けるフォト・ジャーナリスト、豊崎博光さんによる写真(約30点)と解説パネルの展示。(資料提供:島田興生、監修:岩垂弘)。
会期中に核実験関連の映像上映と解説あり。(詳細未定)。

主催:公益財団法人第五福竜丸平和協会

後援:日本ユネスコ協会連盟、東京都ユネスコ協議会、駐日マーシャル大使館
問い合わせ:公益財団法人第五福竜丸平和協会(TEL03-3521-8494/担当:安田、市田)
 

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