私たちが出演・企画しました〜

平和の大切さについて、今まで本やテレビなどで学んで気になっていましたが、平和記念資料館に行って、資料を観ながら説明を聞いたり、当時の体験した人の話を聞くと、今までの考えとだいぶ考え方が違ってきました。私はまだ参加して日が浅いのですが、今回司会という大役を受けることになりました。８月５日のみんなの集いが、将来に少しでも役立てられたらなによりです。一人ひとりがヒロシマで学んだことを、それぞれ自分の住む地域に帰ったら、友だちや家族に伝えてみてください。２１世紀の平和を築くために、私たち若者もしっかり平和について考えていきましょう。

私は、この「メッセージ from ヒロシマ」に参加するのは、今年で4度目になります。毎年、海外や他県の人たちと、平和について話し合ったり、考えたりすることができ、とてもいい経験になっています。今回は司会という大役をやることになり、精一杯頑張りたいと思います。
「メッセージ from ヒロシマ」は子どもを対象にしている集まりです。この集いで、これからの社会をつくりあげていく子どもたちと、平和を築くためにいっしょに考えていけたらいいと思っています。

「メッセージfromヒロシマ」に初めて参加したのは中学１年生のときでした。学校以外の場でさまざまな人たちと出会い、平和について考えるということは、とてもいい経験になりました。歴史をさかのぼれば、そこにはたくさんの戦争があります。教科書には中心となった人物の名前しか載っていませんが、その人たちの周りで多くの人たちが戦いの犠牲になって死んでいるのだと思うと、悲しい気持ちになります。「やられたらやりかえ返す」、そんな悲しい戦争の連鎖を断ち切るためには、私たち一人ひとりが「戦争なんてだめだ」と言い切ることができなくてはいけないと思います。今回の集いで、いろいろな意見を持つ人とかかわり、考えを深め、より強く「戦争なんてだめだ！」と言い切れる、そういう輪が広がればいいなと思っています。

イラク戦争に反対する運動から、いろいろ色々な若者の運動に参加してきました。色んなことが起きている先の見えない時代だからこそ、私たち一人ひとりが未来を作っていけるのだと思います。平和はそのいちばん一番の目標です。一緒に楽しみながら作って行きましょう。