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コリアン情報ウィークリーNo:440 (2012.3.05)

海軍、済州道の海軍基地建設開始


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

02月27日(月)

 韓米演習 北朝鮮が連日非難、「許せない侵害行為」

02月28日(火)

 韓国 国連人権理事会で、脱北者の強制送還中断促す

02月29日(水)

 韓国最大野党代表、北朝鮮の新指導者と対話すべき

03月01日(木)

 従軍慰安婦問題、韓国大統領が演説で初の言及

03月02日(金)

 中韓外相が会談、米朝合意受け北朝鮮情勢議論

03月03日(土)

 脱北者送還反対断食闘争の韓国議員

 


Government
政府、政党

韓国最大野党代表、北朝鮮の新指導者と対話すべき


韓国最大野党、民主統合党の韓明淑(ハン・ミョンスク)代表は28日、ソウルで開催された核安全保障サミット国際学術会議に出席し、「新たに登場した北朝鮮の指導者と対話をすべき」との考えを示した。

韓代表は、「北朝鮮の実質的な非核化実現に向け南北協力を拡大し深めなければならない」と述べた。

また、北朝鮮の変化を待つだけの李明博(イ・ミョンバク)政権の北朝鮮政策は失敗したと批判。「民主統合党は南北関係正常化を推進し、南北関係を妨げている韓国海軍哨戒艦沈没事件に伴う制裁措置の撤回を主導する」と強調した。

李大統領が原子力発電所の増設を進めていることについては、「時代の流れに逆行している」と指摘。「民主統合党は原子力発電への依存度を引き下げると同時に、再生可能エネルギーの研究・開発を一層進めていく」と話した。
 



Mass■世論、市民運動


海軍、済州道の海軍基地建設開始
 


海軍がカンジョン村グロムビの発破を始めた。

「済州の声」によれば、海軍は7日午前11時20分頃、グロムビ岩西の200m 地点で、1次爆破を実施した。

最初警察は陸上を通じて火薬を輸送する計画であったが、地域住民と反対活動家などの抵抗で船を利用して海上を通じて輸送を終えた後、火薬装着を仕上げたとみられう。

海軍と海軍基地施工会社は 7日夜明け、5時30分頃和順港で爆薬 800kgをバージ船に積んで、グロムビの海に移動、小型船でグロムビに上がった。

グロムビ爆破を沮止しようとした過程で、ヒョンエザ前議員など数十人が連行されたし、海上運動を沮止したプランス人活動家と韓国人活動家が水におぼれて連行されたりした。

一方、ウグンミン済州島知事は、この日午前 11時30分頃海軍に「共有水面埋立工事停止」を事前予告した.

事前予告は 10日間の聴聞会の続きを通さなければならない.

このために済州島はこの日事前予告とともに工事を一時的に止めてくれるのを海軍に要請した。

 



 


NorthKorea朝鮮の動向

米朝合意、ウラン濃縮凍結 


米国と北朝鮮は29日、中国・北京で23、24の両日に行った米朝高官協議の結果を同時に発表した。

米政府は北朝鮮がウラン濃縮計画の停止や核・ミサイル実験の猶予、北朝鮮への食糧支援などで合意したと明らかにした。

米国側は「制限的だが、重要な進展を盛り込んだもの」と強調した。

北朝鮮外務省は核実験や長距離ミサイル発射、寧辺のウラン濃縮活動と臨時停止し、国際原子力機関(IAEA)の監視要員を復帰させることに合意したとする声明を出した。

米朝両国の交渉が進展したことを受け、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の再開に向けた動きが本格化するとみられる。






コリアン情報ウィークリー(2012年)

第440号 2012年03月05日  海軍、済州道の基地建設開始
第439号 2012年02月27日  朴ソウル市長の息子の兵役免除、再検診で疑惑晴れる
第438号 2012年02月20日  MBC労組ストライキコンサート、「公正放送取り戻そう」
第437号 2012年02月13日  15日、核安保首脳会議への「対抗行動」発足
第436号 2012年02月06日  民主労総、総選挙方針をめぐって意見対立
第435号 2012年01月30日  大選野党候補支持率、ムン・ゼイン、初めて安哲秀を追い越し
第434号 2012年01月23日  MBC放送ストライキ決定、30日実行
第433号 2012年01月16日  慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」
第432号 2012年01月09日  現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断
第431号 2012年01月02日  選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く



コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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