焦点となっていた栃木市・小山市の採択協議会が昨8月3日開かれ、いずれも「つくる会」教科書の採択を行いませんでした。小山市では、協議会の開かれた会場の周囲に約140人もの市民が駆けつけるなか、歴史教科書について「人物や資料が多い」などの理由で扶桑社を押す意見が出されました。しかし、「歴史と読み物は区別したい」などの反対意見も出て、挙手を繰り返す中、最終的に過半数の支持を得た日本文教出版と決定しました。公民は東京書籍でした。いっぽう小山市では、「つくる会」教科書を押す意見さえないまま、歴史は東京書籍に、公民は日本文教出版と決まりました。
本日4日、栃木市と小山市の両教育委員会が開かれ、昨日の採択協議会の選定を正式に承認しました。これで栃木県は――大田原市で残念ながら採択されたものの――それ以外、すべての地区で扶桑社を抑えることができました。地元の頑張りとともに、全国の皆さんの声が届いたことが大きな力となりました。
東京では本日、杉並が、教科書の採択を行いましたが、社会科については決定できず、異例の継続審議となり、後日、採択することになりました。良い兆候です。ぜひ引き続き、杉並への不採択要請をお願いします。
また、愛媛から、同県と松山市が危ないという松山大学・大内裕和さんによる訴えがありました。以下、転載します。
「愛媛で「つくる会」教科書が採択される危険性があります。愛媛県は4年前、3年前と採択していますし、市町村でも今回は採択される可能性が十分にあります。全国でもトップクラスの危険地域です。
特に危険で影響力の大きいのが松山市です。松山市の中村市長は「つくる会」教科書採択に強い意欲をもっている可能性が高いです。
愛媛では諸団体の要請行動、そして「つくる会」教科書採択反対!7・27県民集会(代表は私)を行うなど採択阻止運動を展開してきました。ここでぜひ、松山市教育委員会と愛媛県教育委員会への「つくる会」教科書採択反対要請の行動にご協力をお願いします。特に松山市の教育委員会定例会の予定は8月9日(火)ですので、それまでに要請を全国から集中して行っていただけると、とてもありがたいです。
<教科書採択 愛媛も危ない!>
愛媛でも「つくる会」教科書が採択される危険性が非常に高まっています。下記の連絡先へ電話・Fax・メールにて、反対の声や不採択をもとめる緊急の要請をお願いします。大内裕和」
松山市教育委員会 〒790-0003 松山市三番町6-6-1
電話: 089-948-6591(学校教育課)
FAX: 089-934-1815(学校教育課)
メール: gkkyoiku@city.matsuyama.ehime.jp
愛媛県教育委員会 〒790-0001 松山市一番町4-4-2
電話: 089-941-1212(義務教育課)
FAX: 089-934-8684(義務教育課)
メール: gimukyouiku@pref.ehime.jp