残念ながら岡山県議会で教育基本法改悪決議が通過しました
―6月議会に向け動きが起こる可能性も―
「皆様から、下記の呼び掛けに応え、岡山の自民県議団と議長宛にFAX、メールをかなりの数送っていただきました。ご協力ありがとうございました。
ただ残念ながら 私たちの側の事態把握が遅れ、反撃が間に合いませんでした。3月14日、岡山県議会本会議は、ついに議員総数56のうち、賛成38(自民)、反対18(公明、民主、社民、
共産)で、下記の「教育基本法の早期改正を求める意見書」を採択してしまいました。公明党は、12日の文教委員会で「保留」としていましたが、本会議では反対の票を投じています。
いま全国の地方議会は3月議会が大詰めを迎えているところが多く、このように最終日あたりに議決がなされる場合がよく起こります。同様の動きがないか、みなさんの地元の動きにぜひ警戒を強めてください。
ただし、運動の主力になっている日本会議は、まだ運動の重心を中央教育審議会の答申が彼らにとって良いものになるよう文科省に働きかけることに置いていますので、本格化するのは4月の地方選を終えた後の5〜6月議会になると思います。
これに対して私たちの運動も、20日の中教審最終答申への反撃とともに各地で急ぎ運動を準備する必要があります。対抗した決議案の提出など、地方議会をにらんだ方策をこれから準備していく必要があるでしょう。」
教育基本法の早期改正を求める意見書(案)
わが国の教育は、民主的で文化的な国家の建設を目指した教育基本法のもと半世紀にわたり、目覚しく普及し、発展するとともに、社会経済の発展にも大きく貢献してきた。
しかしながら、戦後50年を経て、社会情勢は大きく変化し、子どもの問題行動や社会性の希薄化、さらには家庭や地域社会における教育力の低下や伝統・文化の尊厳の欠如など、教育の在り方そのものが問われている。
こうした中、昨年11月、文部科学大臣の顧問機関である中央教育審議会は、教育基本法の抜本的な見直しが必要とした中間報告をまとめたところである。
わが国の次代を担う子どもたちが、従来に夢や希望を抱き、生きる力を持ってたくましく育って行くには、今こそ、新しい時代の教育の基本像を明確に提示するとともに、それを確実に実現していくことが重要である。
よって政府は、社会の存立基盤である教育の新しい時代における在り方を真剣に検討し、中・長期的視野に立ち、教育施策を総合的かつ計画的に推進し、「人材・教育大国」の実現に取り組むとともに、歴史や伝統文化を尊重し、郷土や国を愛する心、そして社会の形成者としての公徳心や国際感覚を併せ持った人材を育成する観点から、今国会に教育基本法改正案を提出し、早期に改正されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
(提 出 先)
内閣 総理大臣
総 務 大 臣
文部科学 大臣
衆 議 院 議 長
参 議 院 議 長