「新しい歴史教科書」への抗議文アーカイブより転載

日本軍国主義者の犯罪的な歴史歪曲の盲動を断固として粉砕するための南北労働者の共同声明


 最近、日本の軍国主義者は彼らの犯罪的な侵略の歴史を歪曲するために狂奔している。

 日本が過去にわが国を軍事的に強占し、植民地統治を実施しながら、無辜なわが民衆を虐殺し、あらゆる精神文化的資産・資源をことごとく略奪していったということは、世界が公認する歴史的な事実である。

 にもかかわらず、最近日本軍国主義者は中学校用歴史教科書において不法・無効ないわゆる「日韓合併」を正当な合併として、侵略的な太平洋戦争を「植民地解放戦争」として歪曲描写しただけでなく、侵略戦争で敢行した彼らの悪辣な犯罪的妄行に対して全く言及すらせず、幕の裏に隠してしまおうとしている。

 これは厳然とした歴史的事実を否定し、彼らの前代未聞の戦争と侵略、略奪の犯罪を美化しようという悪辣な強盗のごとき破廉恥な歴史捏造行為である。

 日帝は植民地統治期間、わが国の貴重な資源と歴史遺物を数知れず略奪し、われわれのことばと文字、朝鮮人の姓と名まで強制的にうばおうとした民族抹殺の策動から、600余万の青壮年を徴兵、徴用で連行し、侵略戦争の大砲の弾として炭鉱、鉱山などおの労役場に奴隷として追いやり、数百万の無辜な人々を虐殺し、およそ20万の女性を「皇軍の性奴隷」とした。

 はなはだしきにいたっては、日帝は彼らの侵略戦争のための軍事品生産のために、われわれの家庭で祖先代々つたえられてきた真鍮の器、箸・匙、かんざしまで奪った。

 過去に日帝がおかしたこのような極悪非道で反人倫的な犯罪行為を歴史教科書に歪曲した叙述として消去し得ると考えるのならば、それは再侵略に血眼になった軍国主義者だけが夢見ることができる妄想だ。

 歴史は歪曲しようとしても変わることはできず、犯罪は歳月が流れたとしても葬り去ることはできない。われわれ南と北の労働者は、日本の軍国主義者の歴史歪曲の策動を、わが民族とアジア民衆に対する耐え難い冒涜であるとともに、後代にまで軍国主義の海外侵略思想を注入しようとする極めて挑発的で危険な犯罪行為であるとして、きびしく断罪・糾弾すると同時に、これを即刻中止し、わが民族に誠実に謝罪し、補償することを、南と北の全ての労働者の名で強力に要求する。

 過去に日帝がおかした罪悪に満ちた歴史を、骨身にしみて体験したわれわれ南と北の労働者は、露骨で気ままにおこなわれている日本の軍国主義者の厚顔無恥な歴史歪曲行為と軍国主義復活の策動を決して袖手傍観しないし、ねばり強く果敢な共同闘争によって断固として粉砕する。

 とともにわれわれは、正義と平和を貴重なものと考える世界各国の労組が、日本の軍国主義者の歴史歪曲を阻止し、謝罪と補償を受けるためのわれわれ南と北の労働者の闘争に積極的に連帯と支持を送ってくれるものと確信する。

全国民主労働組合総聯盟 朝鮮職業総同盟中央委員会 韓国労働組合総聯盟

2001年3月11日 金剛山