日本の歴史教科書歪曲事態抗議への断食祈祷を終えて


金泳鎮

 我が国民の「地に染められた憤怒と恨み」を日本人に直接伝えようと、去る11日から二本オ衆議院の前で行なってきた抗議断食闘争をここに終えます。
 民主党最高委員会の決議と、昼夜の急激な寒暖差による健康悪化を憂慮した全ての方々、日本国内4ヶ所で歴史教科書歪曲に反対する抗議断食祈祷の火を絶やさないことを決議した日本キリスト教協議会、YMCA、YWCA、日本市民団体などの強い勧めによって、私は断食闘争を中断しますが、私の断食闘争の中断は終わりを意味するのではなく、国内で意を同じくする教界指導者の方々と信徒の方々と共に行なう持続的な展開の始まりであります。
 去る10日、日本の歴史教科書歪曲の再修正を要求するために国会朝餐祈祷会に所属する3名の議員とともに訪日、衆議院議員土肥隆一外務委員長と外務省の衛藤征士郎副大臣に会い、再修正を要求したが、衛藤副大臣は「民間次元の歴史教科書問題に政府が干渉することはできない」と述べた。そこで、軍国主義復活を夢見る日本政府の陰謀を国際社会に知らせ、日本の覚醒を促すために、受難週を迎えるに当たって非暴力的、平和的方法により冷たいアスファルトの上で主の苦難を思いつつ、断食祈祷を行なうことにしました。
 断食祈祷の過程において、健康を気遣ってくださった金大中大統領とイ・マンソプ国会議長、キム・ジュンゴン代表をはじめとする教界の多くの指導者と信徒の方々に深く感謝いたします。特に全教界を代表して日本を直接訪問してくださった韓国キリスト教教会協議会議長キム・ギョンシク牧師、韓国キリスト教総連合会長イ・マンシン牧師に心からの感謝を申し上げます。毎日心に留めてともに祈ってくださった衆議院議員土肥隆一外務委員長、6日間ともに祈ってくださった日本キリスト教協議会(NCCJ)の牧師の方々、市民団体、学界、在日同胞のみなさん、そして祈りの現場を訪れて跪き、「新しい21世紀を迎えよう」と涙を流してくださった市民お一人お一人に感謝を申し上げます。特に、土井たか子社民党党首(元衆議院議長)、松岡利勝前農水産委員長など、54余名の衆参両院議員が現場へ激励に訪れてくださり、ともに「日本歴史教科書歪曲」問題について討論したことを深く心に刻みたいと思います。
 私の断食闘争に続いて、日本東京、名古屋、大阪、沖縄など4ヶ所で「歴史教科書歪曲中断を要求するハンスト」を展開し始めた、日本国内の教界、市民たちに後を任せ、私はこの祈りの現場を離れます。短い期間ではありましたが、私の断食祈祷期間中、ともに祈ってくださったすべての方々の深い理解と激励に、心からの感謝を捧げ、今後も日本において神の権威に挑戦しようとしている「反歴史的な軍国主義復活の企てと歴史教科書歪曲」に決して屈しないことを固く誓いたいと思います。

2001年4月16日 17:00
日本衆議院前において
国会朝餐祈祷会長・国会議員 金泳鎮