日本軍国主義のアジア侵略の歴史を賛美する教科書の検定通過に反対する東アジア民衆の共同声明
日本の歴史歪曲の動きに対して厳しく警告する日本列島で行われている許しがたい歴史歪曲の犯罪的状況が、明らかになってきている。 いわゆる「新しい歴史教科書をつくる会」は、過去に日本の軍国主義が行った侵略と蛮行の歴史を隠蔽・歪曲、かつ美化する教科書を作り、日本政府はこれを検定で通過させ、さらに全国の中学校で採用させようとしている。こうした昨今の状況は、平和と人権を定着・発現させようとするアジア民衆の宿願を踏みにじる深刻な事態であるといわざるをえない。 日本はどこに向かっているのだろうか? 日本においてこうした歴史改竄主義者たちの動きは決して一時的、断片的なものではない。米国は、日本軍国主義の敗亡と同時にその解体作業に着手したが、冷戦の構造化はその作業を逆転させた。1952年のサンフランシスコ講和条約は「大日本帝国」を解体させたものの、そのアジア侵略に対する民衆的断罪は全く行われなかった。冷戦下、かつての軍国主義者たちの政治復帰は、過去の反省と清算からはかけ離れた「日本国」の出発を示していた。1965年に始まる家永教科書裁判、文部省の検定教科書違憲訴訟に見られるように、日本政府当局者の歴史認識水準の嘆かわしさは、われわれの記憶に刻み付けられている。 1980年代に入って露骨に展開されるようになった右傾化プロジェクトは、1982年のいわゆる「教科書問題」でその始まりを宣言し、強圧的占領と収奪、侵略戦争の挑発を弁護する保守政治家の相次ぐ暴言によって勢いをましていった。1995年のいわゆる「国会不戦決議」は、その文言が不充分なだけでなく、参議院ですら否決されるという「半分」の決議として歴史に残った。日本軍「慰安婦」問題をめぐる記述は、1990年代のアジア市民連帯による最大の成果であったにも関わらず、歴史修正主義者たちによる猛烈な反発と地方議会への圧力が繰り返され、今まさに歴史教科書から削除されようとしている。 この間、日米間の「新ガイドライン」を締結して本格的な自衛隊の海外出動根拠を作り出し、憲法改正による合法化さえ目論まれている。われわれが、今回の教科書改竄および検定通過を、21世紀における新しい日本軍国主義の登場と理解するのは、まさにこのためなのである。 われわれは平和と人権の名のもとに、国家や民族を越えて東アジア市民の連帯を構築することにより、新しい希望に満ちた21世紀をひらこうとするものである。過去の歴史の反省はいうまでもなく、歴史の時計の針を逆行させようとする日本政府および保守右傾主義者たちの策動に対し、われわれは厳しい警告を発する。われわれにとって日本における歴史改竄は、重大な没歴史的・反人道的犯罪である。ここにアジア全民衆の名のもとに団結・連帯し、この邪悪な企みを糾弾し、断固として阻止しようとするものである。 日本政府をはじめとするアジア各国の政府に対し、毅然とした厳正な態度で日本の歴史歪曲の粉砕に望むべきことを要求する。
国際シンポジウム「東アジアの冷戦と国家テロリズム」日本事務局 参考:韓国委員会の声明記名人は次のとおりです。
「東アジア平和・人権韓国委員会」共同代表 姜驪=i東国大社会学科)、姜貞淑(韓国挺身隊研究所)、姜昌一(培財大世界地域学部)、金奉宇(韓民族独島奪還運動本部企画委員)、金成禮(西江大宗教学科)、金淳泰(放送通信大法学科、金英範(大邱大社会学科)、金恩実(梨花女子大女性学科)、金正起(西原大総長)、金昌厚(4・3研究所常任理事)、金河林(朝鮮大中国文学科)、金賢美(延世大社会学科)、朴元淳(参与連帯事務処長)、法輪(良い友達理事長)、徐仲錫(成均館大史学科)、李相禄(釜山・民主主義社会研究所副所長)、李英一(麗水地域社会研究所所長)、李ジョンミン(全北大英文学科)、林鍾仁(弁護士)、任軒永(中央大国文学科)、張完翼(弁護士)、鄭根埴(全南大社会学科)、趙スンヨン(済州大社会学科)、真寛(仏教人権委員会)、河宗文(韓神大国際学部)、黄翔翼(ソウル大医学部) 共同声明(台湾)1、日本の軍国主義・歴史改竄勢力は、台湾の「皇民化」世代のエリート層と手を結び、右翼漫画家・小林よしのりの『台湾論』を使って日本の台湾植民地統治を大々的に美化しょうとしている。小林は台湾「皇民化」世代エリート層の口を通じて、日本の植民地統治によって台湾の現代化がもたらされたと賞賛し、台湾「慰安婦」が自ら「志願」したものであると侮辱し、日本の植民地下で起こった台湾農民による日本の占領と植民地統治に反対する遊撃武装闘争を「盗匪(盗賊)」の仕業であり、抗日英雄ではないと決めつけた。さらには中国人や朝鮮人に対し極端な民族差別主義的な侮蔑を行いつつ、日本と親日的台湾独立派が連合して、共同で中国を敵とし、両岸の民族対立を永久固定しようと目論んである。 2、今日、こうした日本軍国主義歴史改竄主義者に唱和する台湾の親日派、反民族主義者には以下の者どもがいる:日米反動派が近年「台湾民主化改革者」と誉め讃える「前・総統」の李登輝、及びその取り巻き有力支持者、「現・総統府顧問」で在日台独宣伝家・金美齢、台湾財界の有力者・許文龍及び蔡坤燦などである。日本軍国主義は彼らの反民族的言論を利用して、自らの反動的な歴史改竄論の傍証とし、それを正当化しようとしている。この一ヶ月余りの期間、小林の暴言によって既に台湾各界人民の強烈な怒りと批判が呼び起こされている。にも関わらず、「総統」の陳水扁は金美齢などによる反民族的なメいわゆるモ「言論の自由」をメ守るモと宣言している! 3、実のところ、台湾内部の反民族的「共犯」構造は戦後すぐから既に形成されている。戦後の国共内戦と東西冷戦という二重構造の下で、国民党政権は長期にわたって日本軍国主義右翼勢力と深い関係を結び、「白団」という名目で日本の旧戦犯どもと共同で反共・反中国を行ってきた。甘んじて日本帝国主義の「生命線」に成ることによって、日帝植民地下の台湾抗日人士を残酷に迫害し続けた。反面、日帝植民地下での反民族的対日協力者が逆に国民党権力と手を結び、今日では政界、財界の要職を占めるまでになっている。日本軍国主義の歴史改竄論に反対するにあたって、我々は台湾における親日派・反民族の「共犯構造」に対し、徹底的な清算と反省をする必要があると痛切に感じている。 4、米日帝国主義は一方で、戦後アジアにおいて朝鮮半島、台湾海峡、インドシナ半島などで民族対立・分断を作りだし、もう一方ではこうした民族対立・分断を利用しながら各地の親米、親日派と手を結びながら、アジアにおける米日の帝国主義支配の再建、拡大を図ってきた。日本軍国主義歴史改竄主義者が日本の歴史教科書を改竄しようとする陰謀や、台湾における反中国・親日煽動は、近来のアメリカ帝国主義による反北朝鮮宣伝、TMD及び「日米安保・新ガイドライン」及び関係「有事立法」体制の一構成部分に他ならない。 5、それ故に台湾における中国人民は、平和と正義を愛する日本、韓国、沖縄人民と一致団結し、断固として日本の歴史改竄の陰謀に反対し、日本軍国主義が各地の反民族勢力と結んで自らの腹黒い目的を達成しようと企みに反対し、再びアジアを支配しようとする米日帝国主義の血迷ったメ夢モを粉砕しなければならない! 呉榮元(勞動黨主席)、林書揚(勞權會會長)、梁電敏(夏聯會會長)、呉樹培(台灣地區政治受難人互助會會長)、唐曙(勞動黨秘書長)、陳明忠(勞動黨顧問)、王娟萍(全總副秘書長)、汪立峽(勞動前線主編) 羅美文(勞動黨榮譽主席)、陳映眞(作家)、曾健民(台灣社會科學研究會會長)、呉瓊恩(中國統一聯盟主席・政治大學教授)、毛鑄倫(中興大學教授、呉士謨(醒吾商專教授)、陳銘欽(逢甲大學教授)、王曉波(台灣大學教授)、廖天欣(遠望雜誌社社長)、曾祥鐸(中興大學教授)、歐陽承新(中華經濟研究院研究員)、黄邦政(農盟副主席)、呂欽文(淡江大學教授)、陳純眞(導演)、田中培(中國老兵和平統一促進會會長)、?中和(美術教師)、古添洪(師範大學教授)、劉孝春(世新大學教授)、陳昭瑛(台灣大學教授)、李壽林(大學教師)、施淑(淡江大學教授)、林金源(淡江大學教授)、許明仁(台灣大學教授)、陳卓(台灣大學教授)、陳鼓應(台灣大學教授)、黄素恩(女性勞動者權益促進會)、高雄縣原住民婦女成長協會 |