【取り組み05】
都市型戦闘訓練施設の強行使用に反対
地域住民や沖縄平和運動センターが緊急抗議

 

沖縄県金武町のキャンプ・ハンセン内レンジ4にある都市型戦闘訓練施設で7月12日、米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)は訓練を強行しました。都市型戦闘訓練施設は沖縄自動車道から200m、近隣の民家から300mしか離れていないため、近隣の伊芸区住民や金武町住民が反対運動を展開。日米両国政府は今年4月、2キロ奥にあるレンジ16への移設で合意しました。ところが米軍は新施設が完成するまでの暫定使用として、レンジ4での訓練実施を通告してきたのです。

7月12日午前8時頃、基地のゲート前では伊芸区住民による抗議行動が行われている中で、米軍は訓練を強行しました。この事態に対抗するため、13日には伊芸区の早朝抗議行動、金武町実行委員会の緊急抗議行動・沖縄平和運動センターの抗議行動と、連続的な抗議行動が第1ゲート前で行われました。沖縄平和運動センターは今後、都市型戦闘訓練施設の使用を中止させるために、全県的な反対運動を組織するとしています。





東京でも米国大使館に緊急抗議行動

7月13日午後6時30分から、東京港区の米国大使館前では、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックなどの呼びかけで「在沖米兵による女児への強制わいせつ、新たな都市型戦闘訓練施設による実弾射撃演習強行に対する緊急抗議行動」が行われ、平和フォーラム事務局も参加した。

 米国大使館前は機動隊による阻止戦が張られ、抗議に訪れた人々は大使館に近づくことは出来ませんでした。そのため代表者6人が抗議文携えて大使館に向かいました。その間、他の参加者は大使館の手前にあるJTビル脇で抗議集会を開き、ハンドマイクを使って沖縄からの米軍の撤退を訴えました。





Copyright 2000-2004 フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved.
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org