【取り組み11】
全国基地問題ネットワークが沖縄で総会
在日米軍基地の再編強化に全力反対を確認

 全国基地問題ネットワークは9月22日(木)・23日(金)の両日、沖縄県で「第9回総会」と「全国交流集会」を開催し、全国各地から50人が参加しました。

22日には、金武町にあるキャンプ・ハンセン前の監視棟で、キャンプ・ハンセン内に建設された「都市型戦闘訓練施設」についての説明と反対運動の取り組みを、伊芸区長の池原政文さんから伺いました。

その後、名護市労働福祉センターに移動し、第9回総会を開催。在日米軍基地再編に反対し、日本から米軍基地を撤去する運動を強めることを確認しました。また記念講演として琉球大学教授の我部政明さんから、「軍事基地の負担軽減を求める沖縄の論理」をテーマに、お話しを伺いました。

23日は朝7時からキャンプ・ハンセン第1ゲート前で、「都市型戦闘訓練施設に反対する伊芸区民早朝行動」に参加。8時からは「都市型戦闘訓練阻止!施設の即時閉鎖・撤去を求める全国集会」を開催し、全国参加者と沖縄平和運動センターの仲間、約100人が参加しました。

集会終了後に名護市辺野古に移動し、テント村での座り込み行動に参加。またボートに分乗して海上から、国がヘリポート建設を強行しようとしている区域や、キャンプ・シュワブを視察しました。

1時からは普天間基地を見下ろす嘉数高台で、宜野湾市長の伊波洋一さんから、普天間基地の現状と、基地撤去に向けた宜野湾市の取り組みを説明してもらいました。

15時からは那覇市自治会館で「全国交流集会in沖縄」を開催。琉球新報記者の松元さんから話を聞いた後に、全国からの活動報告を受けました。

 

以下は、総会とフィールドワークの写真報告です。

総会・全国交流会・視察での発言はこちら

   
22日15:00〜 金武町・伊芸区・監視棟前にて 伊芸区長・池原さんのレクチャー
(左)航空写真を使って、キャンプハンセンの全容を説明する、池原政文区長。
(右)監視棟から見た都市型戦闘訓練施設。右おくの白い建物が狙撃訓練を行う射撃棟。
手前は沖縄自動車道路。施設からの距離は200メートルしか離れていない。


22日18:00〜 名護市労働福祉センター 第9回総会と記念講演


  
23日 7:00〜 金武町キャンプ・ハンセン第1ゲート前 都市型戦闘訓練施設に反対する抗議行動
(左)全国からの参加者と、沖縄平和運動センターの仲間。
(右)訓練のために基地から出て行く海兵隊員たち。抗議集会参加者をはやしたて、挑発している。



23日9:30〜 名護市辺野古 ヘリ基地反対座り込みテント村
現地の好意で2隻のボートを出してもらい、海上視察・

23日13:00〜 宜野湾市 嘉数高台 
宜野湾市長・伊波洋一さんのレクチャー


23日15:00〜 那覇市 自治会館 交流集会

琉球新報の松元さんから、在沖縄米軍基地の情勢について報告を受ける。
各地の活動報告を行う。