岩国基地増強反対広島県連絡会議を開催

(記事・写真・別紙資料はともに、広島県平和運動センターです)


 1月16日、第8回岩国基地増強計画反対広島県連絡会議が、井原勝介岩国市長も参加して廿日市市役所で開催されました。昨年12月末、県内で唯一国の協議の対象となっていた大竹市が移転容認を表明し連絡会議から脱会して初めての会議でした。
 開会にあたり山下三郎廿日市市長は「岩国市が大変な事態にある中で大竹市の方針転換は残念である。庁舎の補助金について反対を理由に国が約束を一方的に破ることは許されることではない」とあいさつし、この間の経過が報告されました。
 井原岩国市長からは、移転を容認しないため庁舎の来年度分補助金を出さない国の対応や愛宕山地域開発事業の問題など現状が報告され、「こうした国の対応に屈せず、正確な情報を広めしっかり議論をしていきたい。特に、全容が明らかになっていない段階で『容認』するこは理解できない。受け入れ反対を今後も貫く」と力強く決意がありました。
 意見交換のまとめとして、@連絡会議を今後も存続し、反対運動を続けていく、A反対声明や国に対する要請行動で意思表示をしていく、B組織(役員)体制を確立していく、という三点について確認し、今後も岩国市長と連携し移転反対の立場を堅持して取り組みを進めていくことになりました。




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