米海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」の佐世保入港に抗議 
写真報告 その1 海上での抗議行動


 長崎県の佐世保港に2月24日(土)、米海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」が入港しました。原子力空母の佐世保港への入港は、1968年1月の「エンタープライズ」以来、8度目です。特にこの1年には、通常動力艦を含めて3隻が入港しています。
  「米核艦艇寄港反対現地闘争本部」(佐世保地区労、社民党佐世保支部)と長崎県平和運動センターは「ロナルド・レーガン」の入港に反対し、入港時の海上抗議行動と陸上抗議集会、「出て行け!原子力空母 許すな!米軍再編・憲法改悪 九州ブロック集会」と座り込み行動などに取り組みました。
 海上抗議行動には22隻の船舶と約100人が参加、また抗議集会には1200人が参加して「原子力空母寄港反対!!」の声を上げました。



●2月24日早朝、原子力空母「ロナルド・レーガン」を迎え撃つための船団が続々と集結してきました。
参加者が、スローガンや組合の旗を、それぞれの船に結び付けます。


●今回の海上抗議行動には、22隻・100人が参加しました。


●「ロナルドレーガンの入港を絶対に許さない!!」
力強くあいさつする現地闘争本部長の吉村庄二さん


●海上抗議行動に参加するため、集まった人々。
全港湾労働組合は、全国動員で結集しました。


●原子力空母が入港してきました。
行く手を阻むために、抗議船団が突っ込んでいきます。


●チャーターした漁船やレジャーボートに比べて、原子力空母はあまりにも大きい。



●しかし抗議船団は、組合旗をなびかせて、怯まずに進んでいきます。


●米海軍の最新鋭原子力空母「ロナルド・レーガン」。就航は2003年。
全長は333メートル。乗員4850人。搭載する航空機は約80機。


●甲板には空母艦載機が並ぶ。左の円盤を乗せているのはE2C早期警戒機「ホークアイ」。
中央はEA6B電子戦機「プラウラー」。右はFA18戦闘攻撃機「ホーネット」。


●上空にはテロを警戒して空母から飛び立った、SH60シーホークが旋回しています。


●機関銃を搭載したボートで、抗議船団の周囲を回る米海軍。


●空母の後部に備え付けられた機関銃も、いつでも射撃できる状態で警戒しています。



●海上保安庁も、20隻近い巡視船を出動させて、警戒に当たりました。



●何かあればいつでも射撃する態勢の原子力空母に対して、
「入港反対!!」の力強いシュプレヒコールをたたきつけました。


★写真報告 その2 陸上での抗議行動へ



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