「岩国基地の機能強化を許さない!」
山口県平和運動フォーラムが座り込み 広島平和運動センターも連帯参加


 3月26日、山口県平和運動フォーラムと岩国地区平和運動フォーラムは、岩国市民会館広場で27人が参加し、「岩国基地の機能強化を許さない」座り込みを行いました。
 特に、3月21日から31日までの11日間、米韓合同軍事演習が行われている最中の座り込みでもありました。
(この軍事演習の支援任務を口実にし、通常の運用時間を超える午前6時30分から午後11時の間にも、C130空中空輸機が岩国基地の滑走路を使用する。さらに、岩国港には補給艦「SSカーチス」が寄港し、戦闘機やヘリコプターの展開を支援する空中空輸機などの整備演習も行われるものです。)
 座り込みの中で、江上・岩国地区平和運動フォーラム議長は「米韓合同軍事演習の支援基地になったことに抗議し、基地機能強化につながる米艦載機移転に反対していこう」と参加者に呼びかけました。また、これまで、空中空輸機受け入れに伴い出されてきた補助金が、今年度予定していた新庁舎建設費35億円の補助金がカットされたことに、「国の岩国市に対する『いじめ』であり、この圧力を撤回させよう」と訴えました。
 この座り込みには、広島県平和運動センターから向井議長も参加し、大竹市長が公約を破って米艦載機移転を「容認」したことにふれ、今、平和運動センターは、大竹市長への抗議と「容認」撤回を、首相、防衛相には「基地機能強化と補助金カット反対」を、ブッシュ大統領には「基地機能強化反対」のハガキ4万枚送付行動を取り組んでいることを紹介しながら、「岩国基地機能強化は、広島湾・瀬戸内全体の安全・安心が脅かされる。ともに連帯し基地機能強化に反対していこう」と連帯のあいさつをおこないました。



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