自衛隊の不法な市民監視・調査を許すな!!
武山基地内から自衛隊員が写真撮影

2008年2月2日午後 神奈川県横須賀市・武山基地まえ


 自衛隊・武山基地に対する私たちの行動を、基地施設内から望遠レンズ付きのカメラで撮影している人物がいました。私たちは自衛隊に対して、この人物の身分を明らかにすること、撮影した写真のデータを提出することを求めましたが、自衛隊は拒みました。

 07年6月には、自衛隊が市民運動を監視・調査し、「反自衛隊活動」などの分類を行っていることが明らかになりました。また久間章生防衛大臣(当時)は、自衛隊の監視対象は全国民であると発言しました。自衛隊には業務上、市民団体を監視・調査する役割はありません。また、国家権力による写真の撮影は違法との最高裁判決もあります。

 平和フォーラムを始めとして様々な団体が、防衛省に対する抗議を行いましたが、自衛隊はその後も、違法な調査活動を続けているのです。私たちは今後も、自衛隊員による違法な調査活動や人権侵害に対して、強く抗議を行います。



●基地内からデモ隊に対して、写真撮影を行っていた人物。
写真は1枚もとっていないとした上で、名前・身分・所属などの一切を明らかにしませんでした。


自衛隊の違法調査活動についてはこちら
●「許すな!自衛隊の市民運動・平和運動監視」