2012年9月 沖縄活動報告 その3
森本敏防衛大臣の沖縄訪問に抗議

●日時 2012年9月11日
●場所 沖縄県那覇市県庁前 沖縄県宜野湾市市役所前


「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が10万1000人の参加で成功を収めた2日後の9月11日、森本敏防衛大臣が沖縄を訪れました。沖縄訪問の目的は、沖縄県知事の仲井真弘多さんと、宜野湾市長の佐喜真淳さんに面会し、アメリカのフロリダ州で起きたオスプレイ墜落事故に関する防衛省の分析結果を伝えるためでした。
防衛大臣の来沖に抗議して、那覇市の沖縄県庁前と、宜野湾市の市役所前では、市民団体・政党・労働組合による抗議行動が行われました。


県庁の入口前では午後2時から、抗議行動が始まりました。
今回の行動の呼びかけは、基地の県内移設に反対する県民会議、普天間基地爆音訴訟団、嘉手納基地爆音訴訟団、ヘリパットいらない住民の会などでつくる実行委員会です。

県庁東側の出入り口は、県庁前通りに隣接してT字路のようになっています。人々は3か所にわかれて「森本防衛大臣は帰れ!」と大きな声をあげました。沖縄県警の警察官や県庁の職員が、抗議行動の参加者を規制しています。


参加した各種団体の代表者が、マイクを握って抗議の声をあげました。
写真は沖縄平和運動センター議長で県議会議員の崎山嗣幸さん。
 

「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表の高里鈴代さん。
 
ヘリ基地反対協の安次富浩さん。
 
沖縄県議会議員(社民党)の新里米吉さん。

森本防衛大臣の乗った車がやって来ました。抗議のシュプレヒコールは、一段と大きくなります。
 
こちらは宜野湾市役所です。普天間基地爆音訴訟団などを中心に多くの人々が集まりました。
 
元宜野湾市長の伊波洋一さんが、オスプレイの普天間配備の問題点を語りました。
 
市長との話し合いを終えて、庁舎の外に出てくる森本大臣。(ピンボケです。)

大きな声で、抗議のシュプレヒコールをあげました。
 
 抗議行動中に、大きな爆音がするので見上げると、嘉手納基地に暫定配備されているF−22ラプター戦闘機2機が、市役所の上を通過していきました。
森本大臣来沖前日の9月10日には、嘉手納基地でF−15戦闘機が着陸時に事故を起こして滑走路が一時閉鎖され、別のF−15戦闘機2機が普天間基地に着陸しました。
日本政府がどれだけ基地負担の軽減や安全性の確保を言おうとも、沖縄の現実は変わらないのです。
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