各地の要請に関する新聞報道


愛媛
毎日新聞 2012年06月16日 地方版
●在日米軍再編:オスプレイ、愛媛ルート中止を 3団体が県に申し入れ

 米空軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備と岩国基地(山口県岩国市)への陸揚げについて、県平和運動センターと社民党県連は15日、県に対し国に計画撤回を求めるよう申し入れた。
 申し入れ書は13日の米フロリダ州での同機墜落事故などに触れ、「欠陥機と指摘されるオスプレイへの不安はぬぐえない」と主張。愛媛上空を通るルートの試験飛行についても中止を求めている。
 また県平和委員会もこの日、「県民の安全に直接関わる重大問題」として、陸揚げと試験飛行中止を国に求めることを県に要請した。3団体の申し入れについて、県総務管理課は「情報を収集し、県民の安全安心を第一に対応したい」としている。【中村敦茂】
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120616ddlk38010699000c.html


徳島
毎日新聞 2012年06月20日 地方版
●在日米軍再編:オスプレイ「配備、訓練中止を」 市民団体が県に要請書

 米軍が普天間飛行場(沖縄)に配備を計画し、飛行訓練ルートに県内の上空が含まれている新型輸送機MV22オスプレイについて、市民団体「徳島人権・平和運動センター」が19日、配備と飛行訓練の中止を訴える要請書を県に提出した。木村達也議長が「県民は恐怖と不安にさらされ、到底認められない」と要請書を読み上げ、県職員に手渡した。
 議長ら9人が訪問。要請書は県が国に対し、同機の配備と訓練をしないよう働きかけるように求めている。機が何度も事故を起こしていることに触れ、「危険極まりない」と指摘し、「県民の安全を最優先に考え対応を」としている。
 県側は「県民の安心安全が我々としても最大の目標」と答えた。また既に、県内上空で訓練しないよう求める防衛相宛ての要請書を提出していることを説明した。またこの日は共産党県委員会も、県に配備と飛行訓練反対の申し入れをした。【大原一城】
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20120620ddlk36010641000c.html


和歌山
毎日新聞 2012年06月23日 地方版
●在日米軍再編:オスプレイ飛行、県は反対姿勢を 平和フォーラムが申し入れ書提出

 米軍海兵隊が普天間飛行場(沖縄県)に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが本土上空で低空飛行訓練を計画している問題で、県平和フォーラム(川口貴敏代表)が22日、県内上空もルートに含まれており、反対の姿勢を示すよう県に申し入れ書を出した。
 県によると、県内上空を通るのは米政府の報告書で示された6ルートのうちの「オレンジルート」。月2〜3日程度、各ルート約150メートルの高度で訓練を実施する予定という。【岸本桂司】
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20120623ddlk30010464000c.html


大分
毎日新聞 2012年06月21日 地方版
●在日米軍再編:オスプレイ飛行、安全確認ないと−−二日市副知事 /大分

 九州防衛局、県、由布市、玖珠、九重両町の「日出生台演習場の米軍使用に関する協定」の今秋改定を踏まえ、日出生台対策会議は20日、訓練中止を申し入れた。<br>
 会議の県平和運動センター河野泰博事務局長が「訓練拡大で将来が危うい」と指摘。二日市具正副知事は「住民の意向を尊重し、滞在日数、夜間訓練など地元と協議しながら調整したい」と話した。<br>
 会議は、米海兵隊が沖縄・普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ飛行ルートに、県内が入ることも懸念。二日市副知事は「状況を見守っているが、県としては安全性を確認しないと受け入れとはならない」と答えた。http://mainichi.jp/area/oita/news/20120621ddlk44010529000c.html


宮城県
河北新報 2012年6月28日
●オスプレイ配備撤回を申し入れ
社民党県連など

 社民党県連と県護憲平和センター、県平和労組会議は27日、訓練中の墜落が相次ぐ垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備撤回と、配備後の訓練中止を国に求めるよう村井嘉浩知事に申し入れた。
 3団体は配備後に米軍が計画する低空飛行訓練ルートに、宮城など東北上空が含まれていることを指摘。「沖縄だけでなく、宮城県民の問題でもある。オスプレイは欠陥機とされ、県民の安全確保に努めてほしい」と訴えた。
 村井知事は「沖縄配備には、安全性の確認を前提とする国と同じ歩調を取っていく」と述べた。


朝日新聞 宮城県版2012年6月28日
●オスプレイで申し入れ

 海外で墜落事故が相次いでいる米軍の新型輸送機オスプレイについて、社民党県連や市民団体が27日、沖縄県の普天間飛行場への配備や東北地方での低空飛行訓練の中止を国に働きかけるよう、村井嘉浩知事に申し入れた。村井知事は「安全性がしっかりと確認されるよう国と歩調をそろえ、対応に当たりたい」と話した。


読売新聞 宮城県版2012年6月28日
●オスプレイ配備反対を申入れ

 米海兵隊が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備予定の新型輸送機「MV22オスプレイ」について、本県を含む東北地方が飛行訓練ルートの一つとして計画されているとして、社民党県連など3団体が27日、村井知事に対し、同機配備や飛行訓練を認めないよう、国に要請することを求める申し入れを行った。
 米軍の報告書によると、配備後の訓練は全国6航路、高度500フィート(約152メートル)の低空で予定し、うち1航路は東北地方で設定している。申し入れ書は「墜落事故が多発しており、不安はぬぐえない」として、普天間基地への配備や訓練飛行を認めないよう求めた。
 村井知事は「安全保障は国の専管事項だが、まず安全性の確保が前提だ」と述べ、米政府に対して森本防衛相らが行っている、同機の安全性に関する確認作業を見守る考えを示した。


 山形県
山形新聞2012年7月3日
●オスプレイ配備と訓練中止の要請書
社民県連など、知事に

 社民党県連(吉泉秀男代表)と県平和センター(岡田新一議長)は2日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備が計画されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行訓練のルートに本県上空が含まれていることを受け、配備と飛行訓練の中止を国に対し求める要請書を吉村美栄子知事に提出した。
 米政府が作成した環境報告書は、MV22が日本各地に設定されている「航法経路」で飛行訓練を実施すると明記。航法経路には本県上空が含まれ、標高150メートル以下の低空飛行訓練を行う事態が想定されることから、吉田知事に対し▽配備を行わないように国に働き掛ける▽県民の安全安心を守るため飛行訓練の中止を国に求める―を要請した。
 社民党県連の広谷五郎左エ門代表代行、県平和センターの岡田議長らが県庁を訪れ、吉村知事に要請書を手渡した。


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