韓国145団体の抗議声明

韓国政府は暴力的で一方的な、
平澤米軍基地の拡張と強制土地収用を中断せよ!


 韓国政府はこの3月6日、テチュ・大秋小学校(分校)に対する強制収用を試みたのに続き、この15日には農民が農地へ行けなくするように、掘削機などを動員して田んぼを掘り返し、農道を破壊するなどして、農地への進入路遮断を強行した。これは、今年一年の営農の本格的なスタートとなる農耕を一切封鎖しようとする計画によるものだ。彼らは、土地の所有権が国防部に移転したという理由で、土地収用に反対した農民の占有権を解除する最小限の措置も行わないまま、不法で一方的に農地を掘り返したのだ。
 政府は、警察と業者を動員し、これに抵抗する住民と市民社会団体の会員を隔離し、連行する過程でひどい暴力をふるった。この暴力で多くの負傷者が発生し、トドゥ里のお年寄り3人が入院して、市民活動家40人が連行される事態が発生した。

 入院した人のうち、叩きつけられて失神したまま病院に担ぎ込まれた年配の人は、ようやく2日目に意識を回復したが、全身アザだらけで痛みがひどく、もう一人はヒザの靭帯が破裂してしまった。また、警察に踏みつけられた年配の女性は、脊髄損傷によって、寝返りも打てない状態で検査を受け、結局手術を受けなければならなくなった。
 さらに憤慨するのは、事故当時、年配の女性たちが苦痛を訴え、すぐに救急車をよんでくれるよう警察に要請したのにもかかわらず無視して傍観し、やっと到着した救急車が負傷者を乗せて現場から発車しようとすると、その前に連行者を乗せた車が先に出発するといって、救急車の進行まで妨害したことだ。
 国防部と警察は、人の安全よりも米軍基地拡張事業を迅速に行うことを重要だと考えており、それが彼らのいう「安全保障」というものなのだ。

 周知の通り、米国が平澤米軍基地を拡張しようとする理由は、米国の「戦略的柔軟性」の物質的土台を整備しようとするものだ。韓米両国の合意によって、「戦略的柔軟性」の根拠を得たと考えた米国が、平澤基地を拠点に朝鮮半島の北に対する攻撃と中国への封鎖を目標とする自らの戦略を強行すれば、朝鮮半島の平和は崩れ、民族は破滅の危険にさらされる。
 国防部は住民の意見を聞き入れることなく、基地の拡張事業を決定し、住民が反対すると、すでに決定した事項なので執行するという立場を崩していない。このように警察と業者を引き入れて強行するならば、住民との摩擦は避けられず、先日の状況はこのような憂慮が現実となった。平澤米軍基地の拡張とこのための強制土地収用は、このように暴力的で、一方的に進められており、これが実行された場合、住民の生存権は破壊され、朝鮮半島の平和は深刻に脅かされることとなる。

 最近ウィリアム・ファロン米太平洋軍司令官は、在韓米軍の追加削減を既成事実化することによって、在韓米軍の再配置に重大な状況変化が起きることが予想されている。また、当初政府の言明とは別に、米軍基地の移転費用は雪だるま式に増額され、一体最終金額はいくらになるのか、誰にも分からないような状況だ。このような状況のもとで、米軍基地の拡張が強行されるということは、健全な常識をもつ国民としては、到底納得できるものではない。
 
 ここに私たちは、暴力的で、一方的な平澤米軍基地の拡張と、強制土地収用をまず中断することを政府に要求する。そして、在韓米軍の追加削減問題が決着した後、国民的参加が保障されたもとで米軍再配置の問題を最初から論議しなおすことを要求するものだ。

2006年3月17日



(社)全国民主化運動遺家族協議会、絵の工場、グリーンコリア、文化連帯、米軍基地拡張反対ペンソン住民対策委員会、米軍基地拡張反対平澤対策委員会、民族文学作家会議事由実践委員会、民族美術家教会、民族書道家協会、ウリ漫画連帯、全国牧会者正義と平和実現協議会、全国文化芸術労働組合、全国女子大生代表者協議会、駐韓米軍犯罪根絶運動本部、参与連帯、カトリック正義具現全国連合、平澤米軍基地拡張阻止汎国民対策委員会、平和ネットワーク、平和を創る女性会、平和と統一を開く人々、平和流浪団・平和の風、韓国教会人権センター、韓国キリスト教教会協議会人権委員会、韓国独立映画協会、韓国民族芸術人総連合、韓国女性団体連合、韓米投資協定阻止とスクリーンクォーター制を守るための映画人対策委員会、米軍基地拡張阻止のためのキリスト者連帯会議(韓国教会人権センター、平和共同体運動本部、キジャン生命宣教連帯、エキュメニアン、ニュースエンジョイ、ヒャンリン教会、江南ヒャンリン教会、フィニョン村教会、隣人愛教会、群山暮らしの教会、ソウル外国人労働者センター、韓国キリスト教青年学生連合、プチョン分かち合いと奉仕の教会<6.15南北共同宣言の実現と朝鮮半島の平和のための統一連帯、苦難を受ける人々と共にする会/キリスト教市民社会連帯/南北共同宣言実践連帯/大韓民国臨時政府記念事業会/文学芸術青年共同体/民族問題研究所/民族民主烈士・犠牲者追悼連帯会議/民族自主平和統一中央会議/民族和合運動連合/民主労働党/民主社会のための弁護士委員会(民弁)・統一委員会/民主化実践家族運動協議会(民家協)/民主主義民族統一全国連合(全国連合)/反米女性会/(社)金九精神実践同胞連合/仏教平和連帯/非転向長期囚送還推進委員会/四月革命会/実践仏教全国僧家会/民家協良心囚後援会/自主女性会(準)/全国農民会総連盟(全農=農民連)/全国大学新聞記者連合(全大記連)/全国牧会者正義と平和実践協議会/全国民族民主遺家族協議会(遺家協)/全国民主労働組合総連盟(民主労総)/全国貧民連合(貧民連)/全国女性農民会総連合/祖国統一汎民族連合南側本部(汎民連)/祖国平和統一仏教w)エ┻腸・・・ぢカトリック統一後援会/青年統一のひろば/統一広場/統一を迎える文益煥牧師記念事業会/統一を迎えるハンシン連帯/韓国カトリック農民会/韓国労働社会研究所/韓国労働組合総連盟(韓国労総)/韓国大学総学生会連合(韓総連)/韓国青年団体協議会/韓民族生活文化研究所/21世紀コリア研究所/COREA平和連帯
<全国民衆連帯>健康権実現のための保健医療団体連合/キリスト教市民社会連帯/南北共同宣言実践連帯/労働人権会館/労働者の力/労働組合企業経営研究所/All Together/文化連帯/民族民主烈士・犠牲者追悼(記念)団体連帯会議/民族精気守護協議会/民族和解自主統一協議会/民主労働党/民主労働者連帯/民主言論運動市民連合/民主主義民族統一全国連合(全国連合)/民主化のための全国教授協議会/反米女性会/保健福祉民衆連帯/社会進歩連帯/スクリーンクォーター制文化連帯/外国人労働者対策協議会/全国農民会総連盟(全農=農民連)/全国民主労働組合総連盟(民主労総)/全国貧民連合(貧民連)/全国女性農民会総連合/全国学生行進(準)/全国公務員労働組合/カトリック正義具現全国連合/統一広場/韓国労働社会研究所/韓国労働理論政策研究所/韓国大学総学生会連合(韓総連)/韓国非正規職労働センター/韓国青年団体協議会






■このコーナーのトップにもどる

■平和フォーラムのトップにもどる