集会ア ピ ー ル
 2004年11月21日 教育基本法改悪ストップ!11.21全国集会参加者一同

   今こうしているうちにも、災害や飢え、病気、そして大人がはじめた戦争によって、世界中で多くの子どもの命が奪われています。また、「子ども労働」、「子ども兵士」をはじめとする課題もたくさんあります。
 このような課題を解決するために大人が行動しているように、子どもも、平和な世界の実現のため、子ども労働の解消のため、教育を受ける権利を保障するためにいろいろな行動を起こしています。

 子どもの権利条約が国連で採択されてから15年、日本が条約を批准して10年、はたして、この国際条約はどれほどの人に知られているのでしょうか。
 また、大人は子どもの意見をどれだけ尊重してきたのでしょうか。

 子どもの事件や教育の課題は、子ども・家庭・学校に問題があると考えている大人がいます。子どもの権利を認め過ぎたから、子どもがわがままになったと考えている大人がいます。しかし、大人社会の歪みが、子どもの課題に影響を与えているとは考えられないでしょうか。

 子どもはトライ&エラーをくり返して少しずつ成長していきます。
 子どもが主体的に考え行動すること、大人が子どもとともに考え行動することが、子どもの課題だけでなく、社会全体の課題を克服するために大切なことではないでしょうか。大人にできることがあるように、子どもにもできることはたくさんあります。

 子どもの権利条約の考え方を先取りしてきた教育基本法は、子どもにとっても、大人にとってもかけがえのないものです。それが、「国を愛する心」など一部の大人の考え方・価値観を一方的に押しつける内容に変えられようとしています。一人の人間としての子どもの権利が、奪われようとしています。
 私たちは、子ども不在の政治主導による教育基本法改悪に反対します。

 私たちは子どもの権利条約を生かすために、すべての都道府県・市町村に「子どもの権利条例」などの制定を求めます。
 そして、子どもの権利を保障するために憲法・教育基本法を守り生かしていきます。

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