在沖縄海兵隊員による女子中学生暴行事件抗議声明
 
2008年02月12日 フォーラム平和・人権・環境事務局長 福山真劫

 

   在沖縄米海兵隊の兵士が、2月11日、沖縄本島の女子中学生を暴行したとして、沖縄署に強姦の容疑で逮捕された。絶えることのない米兵による凶悪事件に対して、私たちの怒りは頂点に達している。
 平和フォーラムは、昨年11月20日に米大使館レイモンド・F・グリーン政治部・安全保障政策課長に対して、広島市内で起きた女性暴行事件について抗議するとともに、再発の防止の十分な措置を求めて申し入れを行った。 グリーン課長は「米国政府と軍は、米兵による事件・事故を重視している。事件・事故が拡大しないよう、努力している」と回答した。
 しかし、また再び凶悪犯罪は繰り返された。1995年、米兵少女暴行事件の抗議集会に結集した8万5千人もの沖縄県民の声を忘れたのか。 2006年の横須賀での女性殺害事件、2007年にも横須賀では同様の事件が繰り返された。 沖縄では、1月にタクシー運転手に米兵が暴行を働く事件が起きたばかりだ。 いったい、米軍関係者はどのような対策を立てたの言うのか。 「綱紀粛正」「再発防止」の声は聞き飽きている。 このような事件が続く限り、そして米軍基地がある限り、沖縄県民に平和が訪れることはない。
 一方で、日本政府は、再発防止の徹底などに全力を挙げる事を確認したと言うが、アメリカ政府と一体となって米軍再編を進めてきた責任は重大である。 事件が起きるたびに「極めて遺憾な事案だ」と繰り返してきただけの日本政府、その時限りの謝罪を繰り返す日本政府には、米軍基地と米軍兵士によって日常的にその安全を脅かされている沖縄県民の思いは届いていない。
 そればかりか、米軍再編と日米軍事一体化による基地強化や訓練移転など、市民の生命や安全・人権を脅かす状況は、日本中に拡大されている。 米軍が駐留する限り、女性に対する人権蹂躙の事件は絶えない。このような事件の解決は、米軍基地の撤去以外に方法はない。
 平和フォーラムは、在日米軍基地および軍が、世界平和の実現に何らの寄与もせず、逆に住民の生活の安全・安心、生命と人権を脅かし続けている事実に、「米軍は直ちに日本から撤去せよ!」との、大きな抗議の声を上げる。 そして、平和を求める全国の仲間とともに、米軍再編による基地機能の強化・拡大に反対し、基地の撤去を求め闘いを強化していく。


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