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差別なき国家補償の実現をめざすつどいアピール

2011年3月 8日

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 東京大空襲訴訟原告団の私たちが、2007年3月東京地裁に提訴してから4回目の3月10日を迎えようとしています。戦後66年たちましょうとも、私たちの目には、あの燃えさかる地獄の劫火、焼けただれる人々の姿が、強烈な臭いの記憶と共に消えることはありません。幼児を抱え逃げまどって死んだ母親たちの恐怖と絶望はいかばかりだったでしょう。その上、犠牲者たちは名前も分からず、生きた証も無いまま、遺骨として元震災記念堂に納められているのです。
 肉親を殺されながらも かろうじて生き残った私たちも孤児となり、あるいは障害を負い、あるいは老いた親を抱えて、それぞれが筆舌に尽くし難い艱難辛苦を強いられてきたのです。
 私たちは一審で敗訴しましたが、一方では昨年、全国空襲被害者連絡協議会を結成することができました。この力を結集して、何としても国の謝罪と補償、犠牲者の調査と追悼施設の建立をひき続き求めていきましょう。
 国は、ご承知のとおり、今日まで軍人・軍属には50兆円に及ぶ手厚い援護を与えながら、私たち民間人の犠牲に向き合おうとしませんでした。「戦争だから受忍せよ」との戦前の考え方のまま、殺されようが、傷つけられようが、一向に構わぬ民草として扱ってきました。にもかかわらず私たちは、肉親の死にも、戦後の困難にもじっと堪え、働きに働いて、税金も納めてきました。そして、今日の平和な経済大国日本を築いてきたのです。
 その私たちも今や年老いました。残された時間は少ないのです。今こそ、国は私たちに向き合い、謝罪と補償、犠牲者への追悼施設の建設を果たすべきです。高裁の判決も出ます。大阪地裁の判決も近くあります。また立法化の動きも着々と進んでおります。
 本日も、国会議員の先生方、有識者の先生方、弁護士の先生方、全国空襲連同志の方々、被爆者団体の方々、支援する会の方々が集まって下さり、このような盛会を持つことができまして、本当に有難いことです。私たちは大いに力づけられました。これからも希望を持って、心を一つに団結し、「裁判勝利と立法化促進」の運動を進めましょう。
 そして、勝利をかち取り、この国の平和の証といたしましょう。

差別なき国家補償の実現をめざすつどい

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