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止むことのない米兵犯罪に抗議する声明

2012年10月17日

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2012年10月17日

   

止むことのない米兵犯罪に抗議する声明

フォーラム平和・人権・環境
事務局長 藤本泰成

   またしても米軍兵士の犯罪が発生した。
   10月16日午前3時35分頃、沖縄県中部市で、米海軍の上等水兵、同三等兵曹の2名が、帰宅途中の日本人女性に性的暴行を加え、集団強姦と致傷容疑で沖縄県警に逮捕された。
   卑劣きわまりない性暴力が、またしても現役米軍兵士によって引き起こされた。
   この事件に先立つ本年8月、那覇市内で米海兵隊員による強制わいせつ致傷事件が起こり、沖縄県知事が県内27市町村の代表らとともに、藤村修官房長官、ルース駐日大使らに米軍人による事件の防止を申し入れたばかりであった。8月の事件以後も、米兵が飲酒運転によって玉突き事故起こし、逮捕されるなど、傷害・違法犯罪は一向に後を絶たない。
   ふたたび繰り返された基地と兵士による犯罪に、フォーラム平和・人権・環境は強い憤りをもって抗議する。
   事件のたびごとに綱紀粛正とむなしい「反省」を表明しながら、綱紀粛正のあとに必ずつづく事件を放置して、基地があることが犯罪の元凶であるという本質を、隠し続けようとする日米両政府に強く抗議する。戦争そのものも犯罪だが、戦争の装置は装置の周辺で女性、子ども、弱者を虐げる。これらの戦争犯罪には差別と人権侵害がつきまとっている。沖縄で繰り返される米軍犯罪に、差別と植民地意識が無かったと誰が言えようか。
   女性と沖縄への差別。これらの犯罪性を私たちは断固として糾弾する。
   10月1日、沖縄県民が総意で反対しているオスプレイの普天間基地配備が強行された。自治体と県民が反対しつづけるオスプレイ配備を、強行したこと自体が沖縄への差別ではないか。
   この間相次ぐ米軍犯罪が、こうした沖縄県民の意思を顧みない政治と無関係だと誰が言えようか。
   危険きわまりない普天間基地に、「安全の証明」がされていないオスプレイを配備し、県民の意思を踏みにじることの代わりに、オスプレイの爆音をまき散らそうとする、このような非人間性と米軍犯罪は無縁でない。
   日本政府は、基地によって引き起こされた事件の本質を問い正せ。沖縄で幾度も幾度も繰り返される米軍犯罪を、米軍の「綱紀粛正」とは別の方法で止めさせる方途を明らかにせよ。
   少なくとも日本政府は、1995年の少女暴行事件後に定めた「拘禁の移転について...好意的な考慮を払う」という欺瞞的な「運用」を改め、地位協定を根本的に見直し、第一次裁判権を明文上日本側に戻すよう米政府に求めよ。
   米政府は、駐留沖縄米軍の縮小をすみやかにはかれ。
   普天間基地を返還し、オスプレイの配備を撤回せよ。
   1995年事件以後もつづく米軍犯罪をなくす、これらが根本的解決である。

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