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高浜原発3号機の再稼働に強く抗議する(声明)

2017年6月 7日

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高浜原発3号機の再稼働に強く抗議する(声明)

原水爆禁止日本国民会議
議  長 川野 浩一

 6月6日の関西電力・高浜原発 3号機の再稼働強行に強く抗議する。
 福島原発事故以降、各種の世論調査でも市民の圧倒的多数が原発の再稼働に反対や不安を抱えていることが明らかになっている。特に原発周辺で生活を余儀なくされる市民にはその思いが強くある。自治体の多くも同じ思いを持っている。にもかかわらず、十分な説明もないまま、関西電力は、先月17日の4号機再稼働に続き、3号機の再稼働を強行した。営利を優先した再稼働は、市民生活の安全・安心をないがしろにするもので許されない。
 高浜3号機は、4号機と同様、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を24体も装填し、プルサーマル発電をおこなっている。このMOX燃料は、1本が通常のウラン燃料の9倍の9億円とも言われ、電力自由化以降、電力会社を取り巻く経営環境が一段と厳しくなる中で、わざわざ高額なMOX燃料を使うことにどのような意味があるのか! その料金は全て電力料金に上乗せされ、消費者にそのツケを回すことは許されない。
 さらに、使い終わったMOX燃料の処分については、何も考えられておらず無責任極まりない。現行の国の方針では、MOX燃料を再処理し、再度プルトニウムなどをリサイクル利用すると描かれているが、そのためには新規の再処理工場の建設が不可欠となる。しかし、いま現在その具体的計画は、全くの白紙である。六ヶ所再処理工場すらまともに完成していない中で、さらに新たな再処理工場を作るなど「夢のまた夢」でしかない。受け入れる場所や運営主体、資金さえ明らかでない中、見切り発車でMOX燃料を使い続けることは、負の遺産を将来世代に押し付ける極めて無責任なものと言わざるを得ない。原発がいまだトイレなきマンションと言われ、高レベル放射性廃棄物の処理、処分さえ定かでない中で、MOX燃料でも同じことを繰り返そうとしている。私たちは、関西電力やそれを認めた国の無責任を強く糾弾する。
 あらためて、危険で無責任な原発再稼働をやめ、原子力政策の抜本的転換を強く要求する。
 

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