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「人間の安全保障」を21世紀の指針に
憲法理念の実現をめざす第38回大会開催要綱
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| 2001年11月03日 |
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(1) 呼びかけ
新世紀を迎えた世界は、冷戦構造の崩壊から、各地の民主化と人権確立、脱原発をはじめ環境保護運動の高まりなど、戦争と殺りく、環境破壊の20世紀を脱し、「平和・人権・環境」の新世紀を築こうとする努力を強めています。一方で、民族宗教紛争の続発など紆余曲折した状況もありながらも、差別撤廃こそ平和の基礎とした「世界人権宣言」の具体化をはじめ、「人間の安全保障」を軸とした取り組みが広がっています。北東アジアでも、南北朝鮮首脳会談の実現後、世界各国が相次ぎ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と国交を結ぶなど、明らかに緊張緩和が進んできました。しかし、日本は「過去の清算」など20世紀の負の遺産を克服できず多くの課題を山積したまま、この世界の流れに総じて逆行する動きを強めて、新世紀を幕開けしました。
それどころか、森内閣の後を受けて誕生した小泉内閣は、表面上の「人気」とは裏腹に内実はきわめて危険な動きを次々と示しています。新たな対立と緊張をもたらすミサイル防衛構想(TMD・NMD)を押し進めるブッシュ米政権に協力して、憲法違反の「集団的自衛権」の行使を「憲法の枠内」でもできるように憲法解釈の変更を図り、「有事法制」など実質的な制度づくりに踏み込もうとしていること。首相としての靖国参拝を公言し、教科書問題でも中国・韓国など各国の修正要求に誠意ある対応を見せず、対アジア外交にも重大な影響を及ぼしていること。人権問題でも、はやばやと永住外国人参政権法案を継続審議としたことなど後退した対応に加えて、保安処分導入(刑法改定)の動き。地球温暖化の京都議定書支持批准問題では、ブッシュ米政権の離脱問題を理由に、基準を骨抜きにする役割を果たしていることなどです。改憲に直接つながる「首相公選制」では衆参両院の「憲法調査会」の枠組みすらとばして懇談会による協議を開始しました。
21世紀の担い手となる子どもたちや若い世代にこのような負の遺産や動きをそのまま残したり、続けさせるわけにはいきません。差別や排外主義を克服した共生社会の実現に向けなければなりません。わたしたちは、そのためにも「人間の安全保障」を軸とした取り組みをすすめ、「アジアとの和解」や「若い世代」を重視してきました。北東アジアの緊張緩和を促進するため日朝国交正常化などの課題。世界有数の軍事大国となってしまった日本の軍縮。沖縄をはじめとした米軍基地の縮小・撤去。日本人自身の国際性が問われている歴史認識にかかわる教科書問題。多くの韓国・朝鮮人をはじめ在日定住外国人の参政権の実現など、さまざまな活動をしてきました。
私たちは、その活動の集約の場として、政府や国会で相次いで登場している憲法課題の論点を整理・検討する場として、「第38回護憲大会」を開催します。
そして、この大会を@憲法理念と「人間の安全保障」を基調とした平和・人権・環境の指針をともに打ち出す場、A女性、若い人、在日外国人が参加する国際性のある場、B市民グループ・団体と協力した市民と勤労者のネットワークの場、C文字通り全都道府県津々浦々の代表が参加する場として、成功させたいと考えます。
ともに大会実行委員会に参加し、憲法理念を実現させていきましょう
2001年7月3日 憲法理念の実現をめざす第38回大会実行委員会
実行委員長 江 橋 崇
副実行委員長 浅 見 清 秀
副実行委員長 高 城 武
副実行委員長 太 田 敏 夫
副実行委員長 奥 山 喜代司
事務局長 佐 藤 康 英
(2) 大会の名称
@正式名称 「人間の安全保障」を21世紀の指針に 憲法理念の実現をめざす第38回大会
A略 称 第38回護憲大会
(3) 大会の主催 大会実行委員会
(4) 大会スローガン
@テロ行為の糾弾とともに、米国の軍事的報復・日本の戦争支援に反対しよう
A憲法違反の集団的自衛権を許さず、憲法の平和のメッセージを世界に広げよう
B日朝国交回復を実現し、日本・アジアの非核・軍縮をすすめよう
C日本の侵略戦争への反省を明確にし、戦後補償でアジアとの和解を
D内外のあらゆる差別とたたかい、人権確立をめざそう
E地球市民として、平和・人権・環境の国際協力をすすめよう
F教育基本法を生かし、21世紀を担う若い世代を育てよう
(5) 日時と場所 11月3日(土)13時〜5日(月)11時 伊勢市・県営体育館他
@代表者会議 11.3 11:00〜12:00 県営陸上競技場会議室
Aアトラクション等 11.3 13:00〜13:30 県営体育館
B開会総会 11.3 13:30〜14:30 同
Cメイン企画 11.3 14:30〜17:00 同
D分科会等打ち合わせ 11.3 16:30〜17:00 県営陸上競技場会議室
E分科会 11.4 09:30〜13:00 鳥羽市内
Fフィールドワーク 11.4 09:00〜17:00 伊勢志摩の環境破壊視察
Gひろば 11.4 14:00〜16:00 鳥羽市内(戸田家)
H女性交流集会 11.4 14:00〜16:00 鳥羽市内(戸田家)
I全国基地ネット交流会 11.4 14:00〜16:00 鳥羽市内(鳥羽グランドホテル)
I閉会総会 11.5 09:30〜11:00 伊勢市観光文化会館
(6) 持ち方・内容
◎開会総会 11月3日(土)13:30〜14:30 伊勢市・県営体育館
@総合司会 全水道中央執行委員 岡 崎 徹
三重県実行委員会 田 中 千 尋
A主催者あいさつ 実行委員会委員長 江 橋 崇
B地元あいさつ フォーラム平和・三重議長 前 嶌 徳 男
C基調提案 実行委員会事務局長 佐 藤 康 英
D連帯あいさつ 日本労働組合総連合会総合組織局長 阿 部 道 郎
民主党副代表 千 葉 景 子
社会民主党平和市民委員長 金 子 哲 夫
E来賓あいさつ 三重県知事 北川正恭(代理)副知事 吉 田 哲
伊勢市長 水 谷 光 男
(紹介)鳥羽市長代理 助役 野 末 孝 行
◎シンポジウム 11月3日(土)14:30〜17:00 伊勢市・県営体育館
テーマ 「人間の安全保障」を21世紀の指針に − 「平和・人権・環境」の課題
主 旨
紆余曲折しながらも国際化を進めてきた世界。そのとき、発生した世界を震撼させた同時多発テロ事件のなかで、ブッシュ政権は軍事的報復・戦争へとすすみ、日本は機に乗じて集団的自衛権行使に踏み込もうとし、他方で、内外の排外主義的傾向も強められようとしている。そのなかで、私たちは21世紀を「平和・人権・環境」の世紀とするために世界で取り組みが進められてきた「人間の安全保障」を指針とすることが重要。以上の世界とりわけアジアと日本の平和、人権、環境をめぐる状況と課題についての提起を受け、討議する。
司 会 大 林 ミ カ(環境・エネルギー政策研究所副所長)
パネリスト
江 橋 崇(代表、法政大学教授)憲法、コーディネータ兼務
内 海 愛 子(恵泉女学園大学教員)戦後補償・アジア関係史・人権
桜 井 宏 之(軍事問題研究会代表)軍事・危機管理
◎分科会 11月4日(日)09:30〜13:00 鳥羽市内
総テーマ 「『人間の安全保障』を21世紀の指針に − 憲法調査会の問題点を洗う」
@非核・平和・安全保障 =「集団的自衛権」問題、同時多発テロ問題など
講師 藤井治夫(軍事評論家) 大脇雅子(参議院議員)
A歴史教育と戦後補償 =「教科書」、「靖国」問題など
講師 君島和彦(東京学芸大学教授) 神本美恵子(参議院議員)
B人権確立 =「人権救済制度」問題−人権擁護審、司法改革審
講師 山崎公士(新潟大学教授) 植田至紀(衆議院議員)
C地球環境 =地球温暖化京都議定書問題など
講師 大林ミカ(環境エネルギー政策研究所副所長) 松下和夫(京都大学大学院教授)
D民主政治(地方自治) =定住外国人の参政権実現に向けて
講師 近藤敦(九州産業大学助教授) 富野暉一郎(龍谷大学教授)
◎フィールド・ワーク 11月4日(日)09:00〜17:00 有料
−伊勢志摩の環境破壊視察 80名 申込先着順
◎ひろば 11月4日(日)14:00〜16:00 鳥羽市内(戸田家)
@原発問題 講師 大林ミカ(環境エネルギー政策研究所副所長) 富野暉一郎(龍谷大学教授)
A教科書問題 講師 君島和彦(東京学芸大学教授) 浅見清秀(日教組)
◎女性交流集会 11月4日(日)14:00〜16:00 鳥羽市内(戸田家)
大脇雅子(参議院議員) 清水澄子(婦人会議)
◇関連企画 11月4日(日)14:00〜16:00 鳥羽市内(鳥羽グランドホテル)
・全国基地問題ネットワーク学習交流集会 −現場記者(神奈川新聞、琉球新報)からの提起と交流
◎閉会総会 11月5日(月)09:30〜11:00 伊勢市観光文化会館
@特別提起 海山原発建設反対の取り組み フォーラム平和・みえ 松 本 修 一
戦争支援法反対の取り組み 長崎県平和・労働センター 坂 本 浩
A分科会・女性集会報告 分科会報告 総テーマ「『人間の安全保障』を21世紀の指針に− 憲法調査会の問題点を洗う」 第1分科会 非核・平和・安全保障 (社青同) 織 田 春 彦 第2分科会 歴史教育と戦後補償 (愛 知) 浅 井 昇 第3分科会 人権確立 (新 潟) 高 山 弘 第4分科会 地球環境 (全林野) 可 知 勇 第5分科会 民主政治(地方自治) (社民党) 木 幡 為 善 女性交流集会報告 (三 重)
相 口 加代子
B遠藤三郎賞表彰と受賞の言葉
表彰者 神奈川県平和運動センター 厚木基地爆音防止期成同盟 浜 崎 重 信 C平和運動賞表彰
表彰団体 群馬県平和運動センター 代表委員 福 島 義 昭 原水爆禁止国民会議熊本県協議会 事務局長 高 嶋 英 俊 D今後の提起 大会事務局長 佐 藤 康 英
E大会アピール 提案 三重県実行委員会 正 木 淑 子 F閉会あいさつ 三重県実行委員会/フォーラム平和・みえ副議長 垣 内 新一郎 (7) 参 加 者 2,800人
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