「人間の安全保障」を指針に、多文化共生社会へ
憲法理念の実現をめざす第39回大会開催要綱
 
(1) 呼びかけ
 昨年、ブッシュ大統領が誕生して以来、アメリカは一挙に単独主義への傾斜を強めています。地球温暖化問題での京都議定書からの離脱、人種差別撤廃のダーバン会議退席、核軍縮の流れに逆行した「核態勢の見直し」の発表。そして、昨年秋の同時多発テロに対する報復とテロ撲滅を称して開始したアフガニスタン戦争につづいて、イラク、イラン、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の3国を「悪の枢軸」と名指しし、小型核兵器を使用する動きすら見せて戦火を拡大しようとしています。
 被爆国であり、平和憲法をもつ日本は、アメリカに自制と国際協調を求め、いまこそ核廃絶、平和のために努力しなければなりません。しかし、小泉内閣は、対米追従を強め、昨年秋の「テロ対策特別措置法」強行成立と、戦後初の自衛隊の戦地への海外派遣につづいて、先の通常国会には「武力攻撃事態法」など有事関連3法案を国会に上程し、政府首脳が核保有合憲論や、非核三原則の見直しにまで言及するなど、戦争協力の道をひた走ってきました。また、東アジア近隣の人々との関係は、20世紀日本の侵略戦争と植民地支配を深く反省・謝罪するともに、もっとも平和と友好に尽力しなければなりません。にもかかわらず、小泉内閣のもとでは、最近になって北朝鮮訪問など画期的な動きも見せてはいるものの、靖国神社参拝問題や歴史教科書問題など、総じて偏狭なナショナリズムや国家主義的な動きを強めるなかで、関係を悪化させてきました。
 さらに、有事関連法の内容が示すように、地方分権の流れに逆行する中央集権的統制の動きや、表現の自由の規制をはじめとした基本的人権を制限する動きも強められています。11月には、衆議院憲法調査会の中間報告や、中央教育審議会の教育基本法に関する答申も出されようとしています。憲法の基本理念にかかわる動きが相次いで起きています。
 世界にも日本にも求められるのは、アメリカの単独主義や日本の国家主義の動きを転換させ、戦争の回避や地球温暖化問題をはじめ、ただちに地球市民としてやらねばならない課題に着手することです。世界的には「人間の安全保障」としてすすめられています。
 二重、三重の障害はありますが、日本においても、平和・人権・環境のNGO・NPOや自治体による憲法の理念を生かし発展させる取り組みも積み上げられています。とりわけ、在日定住外国人の地方参政権をはじめとした諸権利の確立による「多文化共生」、日朝国交正常化の実現をはじめとした「アジアとの和解」による平和環境の醸成などの取り組みは重要です。
 私たちは、その集約の場として「『人間の安全保障』」を指針に、多文化共生社会へ 憲法理念の実現をめざす第39回大会」(第39回護憲大会)を開催します。広く市民とともに、相次いで登場している憲法課題の論点を整理・検討し、憲法理念と「人間の安全保障」を基調とした平和・人権・環境の指針を打ち出す場として、成功させたいと考えます。ともに大会実行委員会に参加し、憲法理念を実現させていく取り組みをすすめましょう。
   2002年9月
             フォーラム平和・人権・環境
(2) 大会の名称
@正式名称 「人間の安全保障」を指針に、多文化共生社会へ
憲法理念の実現をめざす第39回大会
A略  称 第39回護憲大会
 
(3) 大会の主催  憲法理念の実現をめざす第39回大会実行委員会
 
(4) 大会スローガン
@憲法の平和主義を活かし、有事関連3法を廃案にしよう
A最悪の人権侵害と環境破壊をもたらす戦争に反対しよう
B日朝国交正常化を実現し、日本・アジアの非核・軍縮をすすめよう
C日本の戦争責任を明確にし、戦後補償でアジアとの和解を
D内外のあらゆる差別とたたかい、人権確立をめざそう
E地球市民として、平和・人権・環境の国際協力をすすめよう
F教育基本法を生かし、21世紀を担う若い世代を育てよう
 
(5) 日時と場所   11月3日(日)13時〜5日(火)11時 新潟市体育館他
@代表者会議 11.3 11:30〜12:30 新潟市体育館内会議場
Aアトラクション等 11.3 13:00〜13:30 新潟市体育館
B開会総会 11.3 13:30〜14:30
Cメイン企画 11.3 14:30〜17:00
D分科会等打ち合わせ 11.3 17:00〜17:30 新潟市体育館内会議場
E分科会 11.4 09:30〜13:00 新潟市内
Fフィールドワーク 11.4 09:00〜17:00 柏崎刈羽原発・新潟水俣病
Gひろば 11.4 14:00〜16:00 新潟市内
H女性交流集会 11.4 14:00〜16:00
I閉会総会 11.5 09:30〜11:00 新潟市民芸術文化会館劇場
 
(6) 持ち方・内容
◎開会総会 11月3日(日)13:30〜14:30 新潟市体育館
@総合司会 全国一般中央本部書記次長 三 木   茂
(新潟県=開催地、女性)
A主催者あいさつ 実行委員会委員長 江 橋   崇
B地元あいさつ 新潟県実行委員会委員長 道 見 忠 弘
C基調提案 実行委員会事務局長 福 山 真 劫
D連帯あいさつ 日本労働組合総連合会
民主党
社会民主党
E来賓あいさつ 新潟県知事
新潟市長 他(時間の制約上、文書メッセージも併用する)
◎メイン企画 11月3日(日)14:30〜17:00 新潟市体育館
テーマ 「『人間の安全保障』を指針に、多文化共生社会へ」
◎分科会 11月4日(月)09:30〜13:00 新潟市内
総テーマ 「『人間の安全保障』を指針に、多文化共生社会へ
−衆参両院憲法調査会の問題点とともに」
@非核平和安全保障 400人 新潟ユニゾンプラザ多目的ホール
=「有事法制」「集団的自衛権」「日朝国交正常化」問題など
A歴史教育と戦後補償 180人 総合生協本部会館
=「靖国」「戦後補償」「教科書」問題など
B人権確立 200人 新教組会館
=「人権擁護法案」「個人情報保護法案」、住基ネット導入など人権抑圧をもたらす課題と、「人権救済制度」確立など
C地球環境 200人 トラック総合会館
=地球温暖化京都議定書問題など、グローバル化と地域運動
D民主政治・地方自治 200自治労会館
=地域分権・住民投票。参政権、民族学校など定住外国人の地域参加保障など
(運営委員・座長割一覧別表@)
◎フィールド・ワーク 11月4日(月)8:20(原発)8:50(水俣病)〜16:30
※申込先着順
@柏崎刈羽原発 100(バス2台) 有料5,000(バス代、昼食代)
A新潟水俣病 50(バス1台) 有料4,000(バス代、昼食代、資料代)
◎ひろば 11月4日(月)14:00〜16:00 新潟市内
@新潟から問う、21世紀東アジアの平和』〜〈共生の条件を求めて」(地元企画・仮称)
200人 新教組会館
Aとり戻そう司法を市民の手に」(地元企画・仮称)
200人 トラック総合会館
◎女性交流集会 11月4日(月)14:00〜16:00 新潟市内
 平和なくして平等なし 200自治労会館
◇関連企画 11月4日(月)14:00〜16:00 新潟市内
  「全国基地問題ネットワーク学習交流集会」
180人 総合生協本部会館
◎閉会総会 11月5日(火)09:30〜11:00 新潟市民芸術文化会館劇場
@特別提起 当面する重要課題2つ ※有事法制 ※その他
A分科会報告 各分科会、女性交流集会より
B遠藤三郎賞表彰
C平和運動賞表彰
D大会アピール 新潟県実行委員会
E閉会あいさつ 新潟県実行委員会
 
(7) 規     模 3,500
 
(8) 宿泊費等 S7,400〜10,000
T6,800〜9,000
(1泊朝食付税サ込) 希望・選択制
4日弁当 1,000(予定)
この他、3日のバス代
(9) 大会パンフの作成・販売 
◎パ ン フ            
@タイトル 「『人間の安全保障を指針に、多文化共生社会へ
A頒  価 1,000部未満 270
1,000部以上 220円 卸しで 400円販売
B規  格 A64
C内  容 T 世界と日本をめぐる状況と「人間の安全保障」/ U 非核平和安全保障−憲法と有事法制/ V 歴史教育と戦後補償、教育基本法/ W 人権確立をめぐって−人権抑圧「監視社会」化を許すな/ X グローバリゼーションと地球環境問題/ Y 多文化共生と民主政治・地方自治
(10)実行委員会
 千代田区神田駿河台3−2−11総評会館 フォーラム平和・人権・環境内
Tel 03−5289−8222 Fax 03−5289−8223
 ※役 員 実行委員長 江 橋   崇(平和フォーラム代表)
副実行委員長 浅 見 清 秀(平和フォーラム副代表)
堀   峰 夫(平和フォーラム副代表)
太 田 敏 夫(平和フォーラム副代表)
道 見 忠 弘(新潟県実行委員会委員長)
事務局長 福 山 真 劫(平和フォーラム事務局長)
事務局次長 五 十 川  孝(平和フォーラム事務局次長)
市 村 忠 文(平和フォーラム事務局次長)
高 野 秀 男(新潟県実行委員会事務局長)
実行委員 (平和フォーラム運営委員・実行委員会参加団体代表)
 
(11)現地実行委員会
〒950−0965 新潟市新光町6−7新潟自治労会館5F
Tel025−281−7710 Fax025−281−7712
 
(12)会場住所一覧
住所   Tel    Fax
新潟市体育館 新潟市一番堀通町3−1 025-222-6006
新潟市民芸術文化会館 新潟市一番堀通町3−2 025-224-5611 025-224-5626
新潟ユニゾンプラザ 新潟市上所2−2−2 025-281-5511 025-281-5512
総合生協本部会館 新潟市新光町6−6 025-282-2000 025-282-2053
新教組会館 新潟市新光町7−4 025-281-8141 025-281-4431
トラック総合会館 新潟市新光町6−4 025-285-1717
自治労会館 新潟市新光町6−7 025-281-8050 025-281-7712