市民の平和連帯で戦争も差別もない世界を
憲法理念の実現をめざす第40回大会開催要綱
(1) 呼びかけ
アメリカとイギリスによるイラク攻撃に対して、「子どもを殺すな」「市民を殺すな」と「戦争反対」の市民の声が日本を含む世界中からあがり、大規模な反戦・平和行動が行われました。
ここ10年間際だってきたグローバル化の進展は、世界の南北格差や貧富の格差を極端にし、そのなかで対立と紛争の火種は世界各地に広がっています。国際協調による平和的解決をはかりながら、「格差や差別をなくす」ことこそ、いまの世界にもっとも求められていることです。しかし、単独行動主義を強めるアメリカのブッシュ政権は、問題の根本的な解決には省みず、テロ問題などを理由に自衛権を主張し、自らの権益のためには軍事力を行使して対立者を抑え込む道を歩んでいます。
また、日本の小泉内閣は、アメリカの戦争政策に追随し、イラク攻撃を支持するばかりでなく、機に乗じて有事関連3法案を成立させました。さらに、「愛国心」の強調など教育基本法改定の動き、中間点を過ぎた国会の憲法調査会による憲法改定案を含めた最終報告への作業なども、いずれも重大な局面を迎えようとしています。
憲法の前文・第9条を擁護するとともに、市民が自らの平和・人権・環境・共生についての規範を育て築くなど、憲法理念を具体化する取り組みがいっそう必要となっています。そして、アメリカの戦争政策をやめさせ、核兵器をはじめとした大量破壊兵器や非人道的兵器を廃棄すること。貧困と差別の克服、人権を確立し多文化・多民族共生社会を築くなどの取り組みに邁進しなければなりません。とくに、北東アジアでは非核・平和の確立と日朝国交正常化が当面する重要課題です。
世界で広がる「戦争反対」「格差と差別をなくせ」の声を共有しながら、戦争から脱却する大きな転換点とするため、そして何よりも北東アジアの平和を築くためにも、私たちはその集約の場として「市民の平和連帯で戦争も差別もない世界を−憲法理念の実現をめざす第40回大会」(第40回護憲大会)を開催します。ともに大会実行委員会に参加し、憲法理念を実現させていく取り組みをすすめましょう。
2003年9月
フォーラム平和・人権・環境
(2) 大会の名称
@正式名称 市民の平和連帯で戦争も差別もない世界を
憲法理念の実現をめざす第40回大会
A略 称 第40回護憲大会
(3) 大会の主催 憲法理念の実現をめざす第40回大会実行委員会
(4) 大会スローガン
@自衛隊のイラク派兵に反対しよう
A「有事法」を発動させない強力な平和への力を築こう
B日朝国交正常化を実現し、日本・アジアの非核化・軍縮をすすめよう
C日本の戦争責任を明確にし、戦後補償でアジアとの和解を
D内外のあらゆる差別とたたかい、人権確立をめざそう
E地球市民として、平和・人権・環境・共生の国際協力をすすめよう
F教育基本法の理念で、21世紀を担う若い世代を育てよう
(5) 日時と場所 1月16日(金)13時〜18日(日)11時 鹿児島市民文化ホール他
@代表者会議 1.16 11:00〜12:00 鹿児島市民文化ホール第2会議室
Aアトラクション等 1.16 13:00〜13:30 鹿児島市民文化ホール
B開会総会 1.16 13:30〜14:30 同
Cシンポジウム 1.16 14:30〜17:00 同
D分科会等打ち合わせ 1.16 17:00〜17:30 鹿児島市民文化ホール第2会議室
E分科会・特別分科会 1.17 09:30〜13:00 鹿児島市内
Fフィールドワーク 1.17 08:30〜16:30 特攻の基地・知覧
Gひろば 1.17 14:00〜16:00 かごしま県民交流センター
H女性交流集会 1.17 14:00〜16:00 労働者福祉会館
I閉会総会 1.18 09:30〜11:00 かごしま県民交流センター
(6) 持ち方・内容
◎開会総会 1月16日(金)13:30〜14:30 鹿児島市民文化ホール
| オープニング | 13:00〜13:30島歌(築地俊造、川畑さおり) |
@総合司会 国公総連中央執行委員 吉田喜美夫
鹿児島県実行委員会(鹿教組書記次長) 野口淑子
A主催者あいさつ 実行委員会委員長 江橋崇
B地元あいさつ 鹿児島県実行委員会委員長 荒川譲
C基調提案 実行委員会事務局長 福山真劫
C連帯あいさつ 日本労働組合総連合会
民主党
社会民主党党首 福島瑞穂
D来賓あいさつ 鹿児島県知事
鹿児島市長 赤崎義則
(時間の制約上、文書メッセージも併用する)
◎シンポジウム 1月16日(金)14:30〜17:00 鹿児島市民文化ホール
テーマ 「市民の平和連帯で戦争も差別もない世界を」
・「北朝鮮」の脅威を後ろ盾にして、有事法制を成立させ、さらに戦争を実際にする国へと変貌しつつある日本。他方で、偏狭なナショナリズムの強まり。これに対して、北東アジアの非核・平和・共生・連帯の取り組みをいかにすすめるについて報告・討議するパネル・ディスカッション。
・司会 石坂浩一(立教大学講師)
・パネリスト キム・ボグン (ハンギョレ新聞記者) 熊岡路矢(日本国際ボランティアセンター代表理事)
西野瑠美子(ルポライター)
◎分科会 1月17日(土)09:30〜13:00 鹿児島市内
総テーマ 「市民の平和連帯で戦争も差別もない世界を」
@非核・平和・安全保障
400人
自治会館
=「有事法制」の制定、イラクへの自衛隊派兵といわばアメリカの戦争ために血を流す動きが強まっています。これを許さず、平和(とりわけ北東アジアに)をつくり出すために「日朝国交正常化」などの課題について協議します。
問題提起・助言者=キム・ボグン(韓国ゲスト)、石坂浩一(立教大学講師)、田巻一彦(ピースデポ)
A教育と戦後補償 250人 かごしま県民交流センター
=石原都知事の歴史歪曲発言、「教科書」など歴史認識をめぐる問題がつづく一方、「愛国心」強要の動き。教育基本法改定を焦点に、教育改革と近隣諸国民との歴史認識共有化の課題について協議します。
問題提起・助言者=長谷川孝(教育ジャーナリスト)、清水澄子(元参議院議員)
B人権確立 200人 労働者福祉会館
=本来の目的が歪められ根本的欠陥があった「人権擁護法案」の廃案を受け、国連の「パリ原則」にもとづく実効ある「人権侵害救済法」をどう実現していくのか、そして差別を禁止する法律整備や自治体における人権政策の充実などについて議論を深めます。
問題提起・助言者=金子匡良(法政大学講師)、石毛^子(衆議院議員)
C地球環境 250人 建設会館
=一刻も早く手を打たなければ地球規模の水没を招く地球温暖化をはじめ、環境破壊はグローバル化・多分野化し、課題も増大しています。政治課題はもとより、自治体・地域の運動、代替エネルギーや日常生活での取り組みも協議します。
問題提起・助言者=田中徹二(ATTAC Japan)、増原直樹(環境自治体会議)
D民主政治・地方自治 250人 かごしま県民交流センター
=多民族・多文化共生は世界の流れ。日本では政治の壁は厚いものの住民投票や外国人会議など、外国人の地域参加保障の試みがすすめられています。民族学校問題での取り組みや課題を含め、これからの取り組み課題について協議します。
問題提起・助言者=近藤敦(九州産業大教授)、樋口蓉子(東京生活者ネットワーク)
E特別分科会/運動交流 70人 教育会館
=2005年は戦後60年。結党50年を前に改めて憲法改正を打ち出す自民党。私たちの半世紀におよぶ憲法擁護の運動と現状の問題点を率直に洗い出し、今後の運動のあり方について協議します。(参加対象は、各都道府県組織の役員・担当者とします。)
◎フィールド・ワーク 1月17日(土)08:30〜16:30
@特攻の基地・知覧 100人(バス2台) 有料3,000円(昼食込)
◎ひろば 1月17日(土)14:00〜16:00 かごしま県民交流センター
@奄美復帰50年(地元企画) 250人
◎女性交流集会 1月17日(土)14:00〜16:00 労働者福祉会館
200人
◇関連企画 1月17日(土)14:00〜16:00 かごしま県民交流センター
「全国基地問題ネットワーク学習交流集会〜在日米軍基地と安全保障」
250人
◎閉会総会 1月18日(日)09:30〜11:00 かごしま県民交流センター
@特別提起 ・「在日」からの訴え
九州朝鮮高級学校校長
金 光正
・自衛隊イラク派兵を許さないために
北海道平和運動フォーラム代表
小林雪夫
・教育基本法と教科書問題
日本教職員組合中央執行副委員長
山本潤一
・実効性ある人権侵害救済法の制定を求めて
部落解放同盟中央本部書記次長
西島藤彦
A大会のまとめ 実行委員会事務局長 福山真劫
B遠藤三郎賞表彰 表彰者 荒川譲(鹿児島)
C平和運動賞表彰 (現時点で報告なし)
D大会アピール 鹿児島県実行委員会
E特別決議 日米地位協定の抜本改定を求める特別決議
提案・沖縄平和運動センター
F閉会あいさつ 鹿児島県実行委員会(平和運動センター議長) 川路 孝
(7) 規 模 3,000人(全国1,500人 地元1,500人)
(8) 宿泊費等 S 7,500〜10,000円(1泊朝食付税サ込)
(9) 予算 (略)
(10) 遠藤三郎賞と平和運動賞の選考
◎遠藤三郎賞 ・次の選考基準にもとづき各都道府県ごとに人選のうえ大会実行委員会事務局(フォーラム平和・人権・環境事務局)に推薦してください。
@選考基準
1)遠藤三郎先生が強調された「護憲・軍備亡国」論に賛意を表し、護憲・平和運動に大きく貢献された方。
2)護憲・反核・軍縮運動に積極的に取り組んできたグループ。
3)護憲平和組織の役員として20年以上にわたって活動し、護憲平和運動に貢献された方。
4)元・現国会議員は選考の対象としません。
5)都道府県組織は、受賞者にふさわしい方を機関で決定のうえ、11月26日までに大会実行委員会事務局(フォーラム平和・人権・環境事務局)に推薦してください。
A受賞者の決定
実行委員会会議で推薦された方のうちから受賞者を決定します。
◎平和運動賞 ・全自治体で非核宣言を行なった都道府県を表彰します。該当するところは申請してください。
(11)大会報告集と機関誌NeWsPaPerの講読
地域や職場で日常的に憲法の理念を生かし実現する運動を行なうために、大会報告集(1冊1,500円)と 機関誌NeWsPaPer(平和と民主主義=年間送料込み2,000円)の購入・講読を参加者に要請します。
(12) 大会関連パンフの作成・販売
◎パ ン フ (すでに完売しました)
@タイトル 北東アジアに非核・平和の確立を
−KOREA/JAPAN ACT for PEACE
A頒 価 100部未満 250円 ※29部まで送料別
100部以上 230円
1,000部以上 190円 卸しで 350円販売
B規 格 A5判60頁横書き
C内 容 §1.有事法制体制に拮抗する平和運動を
(田巻一彦・ピースデポ)
§2.日朝国交正常化で平和の道筋をつけよう
(石坂浩一・立教大学講師)
§3.〈国家たる国家〉のための教育基本法改悪
(長谷川孝・教育ジャーナリスト)
D発 行 日 9月22日発行済み(完売しました)
(13)実行委員会
千代田区神田駿河台3−2−11総評会館 フォーラム平和・人権・環境内
Tel 03−5289−8222 Fax 03−5289−8223
※役 員 実行委員長 江 橋 崇(平和フォーラム代表)
副実行委員長 浅 見 清 秀(平和フォーラム副代表)
堀 峰 夫(平和フォーラム副代表)
太 田 敏 夫(平和フォーラム副代表)
清 水 澄 子(I女性会議・平和フォーラム副代表)
荒 川 譲(鹿児島県実行委員会委員長)
事務局長 福 山 真 劫(平和フォーラム事務局長)
事務局次長 五 十 川 孝(平和フォーラム事務局次長)
市 村 忠 文(平和フォーラム事務局次長)
児 玉 靖 正(鹿児島県県実行委員会事務局長)
実行委員 (平和フォーラム運営委員・実行委員会参加団体代表)
(14)現地実行委員会 鹿児島県平和運動センター内
〒890−0064 鹿児島市鴨池新町5−7 労働者福祉会館6F
Tel099−252−8585 Fax099−258−4560
(15)会場住所一覧 住所 Tel Fax
鹿児島市民文化ホール 鹿児島市与次郎2−3−1 099-257-8111 099-251-4053
かごしま県民交流センター 鹿児島市山下町14−50 099-221-6600 099-221-6640
自治会館 鹿児島市鴨池新町7−4 099-206-1010 099-206-1052
労働者福祉会館 鹿児島市鴨池新町5−7 099-253-4931 099-258-4560
建設会館 鹿児島市鴨池新町6−10 099-257-9211 099-257-9214
教育会館 鹿児島市山下町4−18 099-223-8345 099-225-1358