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憲法と建国の日を考える集会(2020)

2020年2月12日

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日本と韓国の今

徴用工裁判に端を発するかに見える日韓の対立は、植民地支配の歴史に向き合えず、個人請求権の存在を認めてきた従来の見解をも無視する日本政府の頑なな姿勢が原因です。民主化を市民が勝ち取ってきた韓国とは対象的に、日本は安倍政権の権力私物化、歴史修正主義の横行、天皇の代替わりの式典で「天皇陛下万歳」が48回も繰り返されるなどの異様な空気が支配しています。戦前の紀元節をルーツとする建国記念の日の2月11日、新憲法の中での天皇制の位置づけをしっかりと考えてこなかった反省も含め、日韓の将来を見据え、若い世代も交えて議論する場を持ちました。会場の日本教育会館の会議室では、満員で立ち見の出る160人以上が参加しました。以下に大まかな内容をまとめました。(文責・編集部)

第1部 シンポジウム─日韓に壁はあるか 交流の現場から考える

憲法と建国の日を考える集会

藤本 平和フォーラム代表
日本では戦前の紀元節を建国記念の日として、恣意的に2月11日を祝日にし、天皇制が無自覚に維持されていますが、韓国では3.1独立運動を記念する日やパリボクァンボク(?)8月15日など歴史的に意味のある日を記念日にしています。日韓の現在の関係悪化を招いた背景には、戦前から続くアジア蔑視、復古主義があるのでは無いでしょうか?
安倍政権の中枢にいる「こども」に見える人々の考えで、単純に気にいらないから韓国制裁をやっているように見えます。韓国では日本のビール不買によって、今は中国のビールがシェアを取っている状況、韓国から日本への観光客25%減など含めて、65年以降最悪の二国間関係になっています。もともと日本は朝鮮半島を通して多くの文化を吸収してきた歴史があり、これからの日韓を見通すような議論をしたい。

矢野秀喜さん

朝鮮人強制労働被害者補償立法を目指す日韓共同行動事務局長 矢野秀喜さん

徴用工の裁判などを通して、朝鮮人強制労働被害者の問題をどう解決をしていくかという立場。今の日韓関係は1965年の国交正常化以来、最悪の状況にある。日本の国の中に、過去の植民地支配を整理しきれていない、熾火のようにあったものが吹き上がってきたようだ。
壁はあるか?という問いには、そうでもないと言える。
韓国大法院の判決の出た日本製鉄に名前を変えた新日鉄住金の他にも、三菱や名古屋に動員されていた女子勤労挺身隊でも判決がでている。
歴史的に画期的な判決がでたが、被害者の権利は解決していない。どう履行していくのかが問題。1939年から45年の間に、80万人の強制労働被害者がいる。その中で、自分の親、おじなどが強制連行されたと申告して認定された数は14万人、権利回復はごくわずかしかない。
この判決を契機に具体化を望んでも、安倍政権のもとでは難しいのが現実。
一方、大学の授業などで話すと、理解が広がる手応えもある。昨年9月21日に日韓学生の討論集会を開催した。韓国からこのために来日した方が3名、留学生やハン・ヒスさんも参加した。そこでの話を聞くと希望はある。政府間の対立はあっても若い方が乗り越えていってくれるのではないか。
ある日本の学生の発言を紹介すると、韓国に滞在していた際、8月15日は、日本人は危ないと言われて一時帰国をしていた体験がある。討論中には「国が同意したものを、必要以上に掘り返すのは良くない」と発言、討論の終わったあとには、「徴用工問題は、解決策が必要だと思った」と発言、考えが変わったことは評価できるのではないか。その他の方の発言では、「なぜ被害者家族が裁判を起こしたのか、理解できた、日本の報道ではわからない」といったものや「今、海外から働きに来ている多くの人の扱いが酷い、昔の徴用工と通底している、歴史から学ぶ必要があるのでは?移住労働者拡大政策をとる安倍政権で必要だと思う」など。若い世代には、安倍政権の支持者多いと言われるが、人権意識は定着しているのではないか。
一方、1年3カ月ぶりに実現した中国・成都でのムン・ジェイン、安倍会談に関して、世論調査で「譲歩してまで改善急ぐな」とするものが64%もあるのが現実。

カン・ヘジョンさん

アジアの平和と歴史教育連帯 国際協力委員長 カン・ヘジョンさん

歴史認識、歴史教科書の捻じ曲げを韓国の側から取り上げ、日韓市民の間では理解を広げてきたつもりが、この対立の事態になってしまった。この100年の歴史の流れで見ると、2、3度の変換があった。
日清、日露の戦争で、朝鮮半島を舞台に戦争が行われたこと、1945年の植民地解放までは支配した側とされた側の関係が続いた。サンフランシスコ条約で日本は、戦争をした責任を一定程度、「ここまで」認めることでケリを付けた形だが、植民地支配された側は会談のテーブルにも付けずにおわった。植民地支配の問題は、米国の関心ではなかった。
戦後の歴史の中で、日本は、植民地支配の問題を国際社会から一度も問われていない。日韓政府も不問にしてきた。
このまま放っておくだけではいけないと言う認識。65年体制を補完する形となったのが、95、97年体制と言われる、村山富市内閣や金大中大統領の頃。日韓の間では、2トラックで、歴史と、経済・政治は別に扱ってきた。去年7月にこれが崩れた。
日本政府は、歴史認識が気に入らない、これを経済で制裁する。

日本の世論は、韓国にも伝わっている。韓国から見た疑問は、日本は、本当に「まるごと安倍」なのか?というもの。
時々パラパラと矢野さんや藤本さんがニュースに登場することで、そうではないということが分かる程度。
韓国社会の市民が、政府をどう作っていったかという歴史、司法・立法・行政、すべて立て直した。市民がどうアップグレードしたのかが、日本に伝わっていない。ろうそく革命のことも。
政府にそそのかされて市民が煽られているというのが、日本の報道だ。
韓国では、被害者を慰め、権利を回復してきた歴史がある。
韓国の市民からは、安倍政権が理不尽なことをしている、植民地に対するようなやり方に反対している、という意思表示だ。市民が集って数になれば伝わるということを経験してきた。それが、2017年に成果となった。
嫌韓を煽る日本とのギャップが大きい。
韓国では、社会の声が、ろうそくの市民が作った政権であり、市民の声を具現する政権という意味合いがある。
壁はあるか?という問いには、壁がないとは言わないが、なんの前提もなしに、壁が存在しているわけではない。市民の間で壁を乗り越えるための信頼、理解が重要。壁や対立があったほうが社会体制を維持しやすいというものに反対する。

渡辺美奈さん

女たちの戦争と平和資料館<wam>館長 渡辺美奈さん
日本の市民が気づいていないことは、「韓国の市民がアップグレード」したこと。
壁はどのようなものかという問いかけに対しては、市民社会に何が必要か考える素材を提供したい。
壁とは、隔てるもの、違いが決定的で乗り越えられないようなもの。
男女の壁や、世代間など、違いはあるが、命や権利を守ろうとする動きの中では、その違いは小さい。
不作為が壁を高くしている
「だったら結婚するな」という国会でのヤジがあったが、これなどは、決定的で乗り越えられないようなものかもしれない。
日韓問題として、メディアにすり替えられているものがある。反安倍を言っているのに、「反日」と報道される。これは、ヨーロッパなどでの「反トランプ」は反米ではなくそのままほうどうされるのに、韓国では反日として、日韓問題としてメディアによって空気が作られている。
人間の命が国家より大事だという認識でつながることで、これを断ち切る事ができるのでは。
メディアに対しては、いつも私の語ったことそそのまま伝えてくれるのかという疑問を持ちながらも対応している。
世論を動かす力を持っていることをジャーナリストとして認識していないのではないか。
アジア蔑視と、歴史を学ばないことが車の両輪のように働いている。市民社会も実態を知らないで、65年で解決積みとしている。
何が大切なのか。第一に、「まず聞く」ということ。会場で配られた、wam 第16回特別展チラシのタイトルにも朝鮮人「慰安婦」の声を聞く、とあるように、声を聞くこと。これが基本のキ。
朝日の折々のことばで紹介されていた「何を言っているかではなく、その人間が何を聞き取る人間であるのかを注視していれば間違う確率は少ない。」という言葉のように、「聞き取る」能力、意志が重要。市民が言葉の使い方に気をつける。SNSでも。メディアがやらないのであれば市民個人がやる。
2015年の日韓合意に基づいて設立された「和解・癒やし財団」については、国家間で約束された基金を解体、終止符を打つのは大きな力が必要だった。
次に、「終わらないことをひきうける」こと。
かんたんな「解決」ではない。ポーランドでドイツ大統領が演説しポーランド国民に許しを求めたり、メルケル首相がアウシュヴィッツ強制収容所跡を訪問して演説し「責任に終わりはない」と語ったり、歴史の中で何をしてしまったのか、を繰り返し語ることが、ドイツの中でネオナチが台頭しているような状況で、たいせつなことだ。一つの時点を区切りにしながら、終わらないことをひきうけることが大事。

藤本 中国に対しては、対戦国であったために、強制連行問題で和解が成立した部分もある。植民地支配の日本の感覚はどういうものか。

矢野 日本は総力戦を戦っていた、中国に710万人の兵力を送っていて、これが人口の1割ほど。国内の労働人口が足りないので、強制動員にむすびついた。
東京裁判が有名だが、極東国際軍事裁判のひとつ、横浜法廷で強制連行が取り上げられている。外務省が報告書を作り、135企業が関与、中国人労働者4万人弱を認めている。強制連行の事実は否定できない、鹿島、西松建設、三菱マテリアル(三菱鉱山)事実を認めて謝罪、償いの証とした賠償金。記憶する事業として記念碑などが各地に作られている。
中国と大きな違いが朝鮮ではある。動員計画、労務動員の名簿作っていたが、敗戦後廃棄、事実を隠蔽してきた。これが訴訟を困難にしている。

藤本 この違いをどうのりこえるか

カン 植民地主義の克服に関しては、韓国大法院の判決がくだされたことが引き金になり、去年の状況が強く影響している。中国人に対しては日本の法廷が勧告している。
日本の「気に入らない」を紐解くと、65年体制で、戦争に関しては責任を果たしたという認識なのだろう。
植民地支配に関しては、韓国の憲法の前文にも3・1独立運動が明記されている。一方の日本では、植民地主義は克服されていない、教育の中でも知らされない。多くの国民が知らない。そこでもたらされるのが、相手が下なんだという感覚。去年の安倍政権の対応、にそれが現れている。自国に損害が及ぶのもかまわずに制裁する。
市民だけでも交流、理解を深めるべきとやって来ているが、ある人の言葉に衝撃を受けた。オリンピック以来、30年ぶりに韓国を訪れて、「随分変わりましたね、民主化されましたか」と発言。誰の声を聞き取るか、言葉を重視すること。日常の中の植民地主義がある。

渡辺 日本ではこんなに教員がコントロールされている状況で、民主化が本当に必要だ。カンさんの以前の発言「今度は韓国市民が日本の民主化をたすける」というのが印象的。
植民地主義にかんしては、90年代からの運動の中で、主なテーマだったのが、戦後補償問題、「戦争」から「植民地主義」が見えてきたのはこの10年くらいではないか。植民地支配「向き合う」とはよく言われるが、必要なのは、植民地支配責任を果たすこと。果たすために何ができるのか、植民地主義について、日本では私達、知らないことだらけというのが実感。知るための素材必要だ。

コロニアリズムは継続している。今の朝鮮学校の問題はまさに現在進行形だ。「日本の民主化」は重い言葉、いまや検察まで。自由が奪われるシステムが作られつつあるという危機感。ここ数年の民主化を闘いとった韓国から学べるというのがひとつの好機。

藤本 植民地主義について知らないということが、日本の中での人権を低めている。植民地主義の認識が国内の人権をたかめるのでは。
政権や、メディアが市民がつながることを分断している状況。つながるために何ができるのか。

渡辺 これは、日韓問題ではない。日本の問題。植民地主義に向き合えない日本。
今すでに、つながっているものを大事に。

カン つながりをつくるのは時間かかるが、壊れるのは一瞬だ。いつも誠実に向き合うこと。
信頼関係、つながりはたくさんある。国の関係を乗り越えていく手がかりを、たくさん作ってきた。
絵に描いた餅ではなく、顔を合わせて、問題を率直に言い合える関係、声を一緒に記録する、伝える実績。
憎しみ、無関心、暴力への傍聴、に対抗する。
協力の実績をつくることが大事。
新しい認識をつくることへの努力、日中韓共通の歴史書を作っている。今年の終わりごろ、3段目の歴史書ができる予定。

中高生の歴史体験キャンプ、日中韓もちまわりで開催、台湾、北朝鮮ふくめて東アジアで行っている。去年も東京で開催。韓国の親たちの心配の声があったが、こういう時だからこそ、歴史体験ができるということで開催した。
参加した感想文でそれぞれが、認識のあまりの違いに、びっくり、お互いに知らなかった事に、また知ってから、それを認識できるということに。一緒に学ぶ可能性がある。協力と連帯の実践。記憶の継承が課題。

矢野 3・1独立運動100年で、独立宣言の読み直しをした。間違った政治を行っている日本を正しい道に導こうとしている。不安を解消するためのもので、東アジアの未来を開くものだ。
韓国併合から9年目の1919年にそのような運動を作れたということに驚き。民主共和国、民が主人公。ムン・ジェイン大統領の昨年の演説にも、「共和国の民としての歩みをはじめた」とある。令和の代替わりで大騒ぎをしている日本では、韓国との落差が激しい。
権利の回復というだけでない、尊敬できる、連帯すべき運動だ。韓国の運動でよく歌われていたのが、憲法第1条の歌。

若い世代も参加して

ハン・ヒスさん 2年間、日本語を勉強した。聖公会大学にもうすぐ復学する予定。

相原由奈さん 第15代高校生平和大使。東京外国語大学の大学院生

藤本 今日のシンポジウムは理解できましたか?

ハン 理解はできました。

相原 日本人がこんなに勉強して来なかったのかと恥ずかしくなった。
ブラジル被爆者の研究をしています。
釜山や「韓国の広島」と呼ばれるハプチョン(陜川)に行き、韓国の被爆者と日本語で会話ができたのですが、日本語で会話できる、そのわけについても、もやもやしたものを感じざるを得ないでいる。

ハン 独立運動、夏休みのプログラムで、ソデムン刑務所(서대문 형무소)見学など、直接行ってみて感じるものがある。

相原 こういう集会に友達と来れないのが日本の状況。
なぜ率直に話せないかはわからない。感覚を変えるのが必要ではないか。
高校生平和大使をしたことで、家族も関心を持ってくれて、家族内で政治の話もできる様になった。

ハン 政治の話は良くする。重い話とは思っていない。
お正月のような時に、親戚が集まって政治の話もするが、喧嘩になることも。
友達と話せない、という日本の状況はショック。

藤本 ドイツでは、家族つれだってや、子連れで反原発パレードに参加するような事がごく普通。今の日本では家族連れは殆どない状況。

相原 壁はあるのかという問いに対しては、壁はないとおもう。国家間にはあるかもしれないが、韓国料理が好きだったりするのが現実。どの位置に立っているかで、壁はあったり消えたりする。

ハン 日本の報道を見ていると、韓国での取り上げかたとと全く違い、同じニュースとは思えない。
韓国のことばかり繰り返しあつかうワイドショーも多い。

相原 メディアの取り上げ方、疑問に思う

藤本 嫌韓本というものを、どううけとめるのか?

ハン 友達に聞いてみた。反日と嫌韓、違うものだ。

相原 この問題を聞ける友達がいないことが問題。
ニュースで見ることで判断、現場で見ていないのでは。
この問題に触ると危ないのでは、という考えもあって実は、このタイトルのシンポの参加について、一旦はことわった。
反安倍は日本にもいる。

矢野 動員問題の視点、日本各地で、地域の中で、掘り起こし、記憶の継承の試みがされている
35府県に百いくつも記念碑がある、群馬では、右翼の攻撃にも対抗している。
市民だけではなく、行政も関わっている。相模湖ダムでは、県知事が銘文をかいている。
それが、いま反動にさらされている状態。
このことを、人権感覚で、放置してはおかしいと気がつく人もいる。
精算のための歩みとして、中国だけでなく、韓国人の訴訟でも和解がある
新日鉄の交渉担当者のインタビュー記事が朝日に掲載された。「うらみや、怒りが残っていいれば解消に努力をはらうべき」と担当者が語っている。壁を乗り越える道はある。運動を続けていく。

カン 「韓国の市民がアップグレード」の意味は、政治指導者に頼ったりすることでなく、自分が意思表示する人が増えたということ。政治権力や制度をかえるということから、市民のあり方が社会の中で変わってきた。
今、ボイコットをしているのは、反日ではなく、市民の意思表示で社会を変えてきた経験から、この事態を変えるための意思表示をしているということだ。
この事態を理不尽だと思う個人が、自分は旅行しない、といった行動で意思表示している。
メディアの状況、市民がメディアをどう使うかが変わった。
言葉を選んでいく、メディアを選ぶ、巨大メディアが強すぎる状態があるが、今のデジタル時代、一人ひとりが発信できる。
メディアを選ぶことができる。そして、フェイクを見抜く力がついてくる。日本でも、韓国でも多数のメディアに対抗できる時代。理解を作っていくこと。力まないで付き合うことが必要。

渡辺 相原さんの家族が関心をもったという話、おもしろい。
今、家で親がネトウヨという状況がめずらしくない。
学んでない、テレビをよく見るのが原因か。
wamでは、これから若くない人をターゲットにしようと考えている。
慰安婦問題に関しては、誰もわからないかもしれない。兵士としての経験のある人でも人権意識がない。
権利があるということが、教育されていない。
今の歴史教育は、近現代史からはじめないと。自分の経験でも社会に出てから学んだことのほうが多い。
3国の歴史書、それを作るプロセス自体が面白い。歴史の証言、語ったものをそのままどうやって残せるのかを考えている。

第2部 歴史認識と教科書─歴史を遡る様々な動きをめぐって

2020年、中学校教科書採択─より良い教科書を子どもたちに!

相可文代さん

子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会 相可文代さん
作る会系の教科書が登場してから20年、各地で市民の運動が実を結んでいるところもあります。

歴史教科書の問題から、今は道徳教科書が重い問題になってきました。日本会議系が作成した道徳教科書の問題教材や、背後にいる右派団体がどう学校に浸透しているか、小学校の社会科や道徳で日本会議系の教科書が採択された結果の採択率:社会科の3社(2019)

など具体的な数字も紹介されました。道徳教材の中には、あまりにとんでもない内容に会場から驚きの声やため息が出る場面も。

採択は地域ごとなので、地域の運動が力をもち、名古屋で2017年の教育出版から2019年には光村図書に変更できた例など、市民やメディアの批判が教科書を変えた実績も多くある事、一方では、近現代史を知らない世代が教師になっている現状では、教師が愛国心教材に共感をしめすなど、教育現場の厳しい状況も示されました。

「愛国」と「自己犠牲」を刷り込む教科書の採択を許さないために

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