米軍は出て行け 群山平和大行動
●日時:9月12日午後


9月12日は在韓米空軍の群山基地を訪れ、「我が土地米軍基地取戻し群山(クンサン)市民の会」などが開いた、「米軍は出て行け 群山平和大行動」に参加しました。
 群山基地には、在韓米軍・第7空軍・第8戦闘航空団に所属するF−16・F−15戦闘機、また韓国軍のF−16戦闘機が配備されているようです。これらの戦闘機の訓練による騒音は、周辺住民の生活を脅かしています。
 また、ここでは、基地の拡張のために農地の収用が行われています。基地拡大の理由は2つで、1つめは米陸軍のアパッチ・ヘリコプター部隊2個を配備するため、2つめは現在、戦闘機の格納庫として使用している場所から数百メートルの「安全地帯」ととる必要があるため――とのことです。しかしアパッチ・ヘリコプター部隊の移転計画は中断されたようで、収容した土地での施設建設工事も始まっていません。神奈川からの参加者が韓国の参加者に聞いたところによると、「こんなことなら土地を取り上げる必要もなかったはずだが、米軍側は、返還の話には全然応じようとしない」そうです。



●平和大行動の開催時刻には、市民団体や民主労総また地域の住民の皆さんが多数集まってきました。



●参加者全員で、手製のゼッケンを作ります。


●こちらは手製のハンコ。


●大行進出発前の集会が始まりました。


●みなさん、発言に聞き入っています。



●右は沖縄から参加の高橋さん、左は神奈川から参加の野本さん。真ん中のネコは、イ・ミョンバク大統領を退治するために参加とのこと。イ・ミョンバク大統領は顔がネズミに似ているそうです。


●基地のフェンス沿いに、大行進が始まりました。


●写真右側の緑地の部分が全て基地の敷地です。


●沖縄から参加の金城初子さん(右)と、宮城節子さん(中)。


●みなさん、元気に行進です。


●参加者は総勢300人くらいでした。


●子どもずれのお母さん、お父さんも、たくさん参加していました。


●時々立ち止まって、基地に向かって声を上げます。



●本当は、手製のゼッケンをフェンスに結びつけるはずでしたが、戦闘警察がたくさんいるので中止に。








●行進の途中で、「マト当てゲーム」がありました。オバマ大統領とイ大統領の写真が貼ってある看板に、水風船をぶつけます。


●基地前で農地を耕作する人がいました。


●平和大行進の最後には、基地を「人間の鎖」で包囲しました。






●フェンス沿いに、戦闘機用のバンカーが見えてきます。


●中にいるのはF−15戦闘機。


●土地が台形に盛り上がった部分は、弾薬庫だと思われます。


●大行進終了後に、文化祭を開催しました。いつも思いますが、韓国の活動家はみな、芸達者です。


●沖縄・日本の参加者も、歌を披露してアピールしました。

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