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コリアン情報ウィークリーNo:379 (2011.01.03)

GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
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 Calendar
カレンダー 

 

12月27日(月)

 李明博大統領、「北朝鮮の挑発に今こそ団結を」ラジオ演説

12月28日(火)

 ゲーツ米国防長官来月14日訪韓、国防部長官と協議

12月29日(水)

 李明博大統領、「北朝鮮の核問題、話し合いで対応すべき」

12月30日(木)

 韓国国防白書「主敵」明記せず、北を刺激する表現回避

12月31日(金)

 韓国でH5N1型鳥インフルエンザウイルス検出

01月01日(土)

 北朝鮮の新年共同社説、韓国との対立解消を呼び掛け

 


Government
政府、政党

ハンナラ党内部で「改憲論」への批判


ハンナラ党指導部が実現可能性の稀薄な改憲を再び公式論議し、野党だけではなく党内でさえ批判を受けている。

ハンナラ党は5日、最高委員•重鎭議員連席会議にて1月中旬から下旬の間に議員総会を開いて改憲問題を論議することを決めた。この日の会議で親李系のある議員は「大統領に力が過度に集中される権力構造改編のために改憲を考えるべき」と言った。絶えず改憲の必要性を主張して来たアンサンス代表も「改憲論議はもう17代国会で国民に約束した事」と言った。キム・ムソン院内代表も “前任大統領らがみな党から逐出されるなど現行大統領制は失敗した制度」と言いながら改憲を支持した。

しかし親朴係議員たちは改憲論議自体に反対した。ソビョンス最高委員は「(親李係は) 分権型大統領制を主張するけど、経済の対外依存度が高くて北朝鮮と代置している状況で内治と外治を区分しにくい。改憲議員総会を開くこと自体に反対する」と言った。李ギョンジェ議員も「故障した時計のように飛び出る改憲論をもうやめたらと思う」と言った。

1月中に議員総会で再度協議する事になったが、親李系さえ「どうして実現可能性もない改憲をまた取り出すのか」と批判している。親李系ゾングドオン最高委員はこの日 「改憲論はもう動力を喪失した。議員総会で自然に片付くだろう」と言った。改憲賛成論者である親李係のある議員も 「野党が改憲を手放した状況で、与・野党の合意が必要な改憲ができる方法があるのか」と現実性に疑問を現わした。ホングズンピョ最高委員も前日の放送インタビューで 「任期末の大統領は改憲する力もないし、大統領候補たちも反対している」と 「今の改憲の話をすれば世宗市事態のように大統領の面子に傷をつけるだけのことになる」と批判した。

党内には時期的に不適切という指摘もある。安保不安に口蹄疫と鳥インフルエンザ(AI)が流布している上に不動産費用など物価が上がって庶民たちの生活がとても厳しい今の状況で改憲論議は民心とずいぶんへだたっているという批判だ。クォンヨンセ議員はハンギョレとの通話で「今、国民は何をもって心配しているか。国民は、政治家たちは寝言でも言っていると思うだろう」と言った。ある初選議員は 「青瓦台と与党が国民安危は後回しにして自分のやりたいことだけやっている」と言った。

野党も一蹴した。ソンハクギュ民主党代表はこの日群山で開かれた最高委員会議で「大統領の民政首席をした人を監査院長に任命しながら権力分点を論ずられるか」と言いながら 「まず憲法を守ってから権力分点を論じること。その後で改憲を論じなさい」と非難した。チァヤング代弁人は論評で「4大河に口蹄疫に農民たちは泣き崩れているのに、改憲が今、口蹄疫より急ぎか。与党は対策も出さないまま改憲問題だけを話している」批判した。

 



Mass■世論、市民運動


GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布
 


もう 3年間の闘いをリードしてきた非正規職支会は去年 11月から、結局高空座り込みと断食を選択した。2010年あちこちの非正規職事業場の闘いとかみ合って、GM大宇非正規職闘争も世論化された。去年 12月 29日に、GM大宇非正規職支部は問題解決のための公式的な立場を発表した。

 しかし、支会を含めた対策委は使用側の態度が相変らず一方的で強圧的なので、対話拒否に等しいと主張した。使用側の立場は、解雇組合員 15人の中、懲戒解雇になった 6人を除いた選別復職である。一方、支会は「組合員 15人全員復職が受け入れらければならない」と主張している。

民主労総仁川本部本部長は「去る 12月 29日、使用側とGM大宇支部のギムヤングフン委員長が会ったとき、使用側は、我々が絶対受け入れることができない選別復職を要求している」「これが大宇自動車が言う対話方式なのか」と批判した。

また、GM大宇支会と対策委は去る31日、2011年の闘争計画を発表し、野党5党本部での断食座り込み拡大などを発表した。

対策委は 6日夕方、工場の正門で「対策委元会新年闘争宣布式」を始まりに、13日には GM大宇自動車組合と車デモ、22日には富平駅で全国労動者大会を開催すると発表した。

非正規職問題対策委は「非正規職問題が解決されるまで力量を集中して闘争を進行する」「どんな選択がより長期的なGM大宇車の経営に役に立つか判断することは、全面的に GM大宇車の責任」と警告した。






 

NorthKorea朝鮮の動向

北「南北対話による対決状況を解消しよう」


北朝鮮は1日「南北間の対決状態を一日も早く解消しなければならない」と「朝鮮半島に造成された戦争の危険を取り払い、平和を守護しなければならない」と明らかにした。

北朝鮮はこの日、労動党機関紙「労動新聞」と人民軍機関紙「朝鮮人民軍」、青年同盟機関紙「青年前衛」の新年共同社説で「今年私たちは南北関係改善と全国統一のための闘いをもっと敢然と開けて行かなければならない」と強調した。

共同社説は特に対決状態解消のために「南朝鮮政府は反統一的な同族対決政策を撤回しなければならないし、6•15共同宣言と10•4宣言を尊重し履行しなければならない」と促した。また「対話と協力事業を積極推進させなければならない。民族共同の利益を最優先して南北間の対話と協力雰囲気を造成するために積極努力しなければならない」と付け加えた。

これは朝鮮半島の南北対決構図の解消のために韓国側の政策転換を前提に韓国との対話と協力の復元必要性を申し立てたことで見られる。

共同社説はまた「東北アジアの平和と朝鮮半島の非核化を実現しようとする我々の立場と意志に変わりはない。これから私に友好的な国々とは親善協助関係を発展させるために積極努力すること」と原則的対外政策基調を明らかにした。

南北関係について李明博大統領は1日、バンギムンUN事務総長との電話通話で「今年は南北関係において重要な一年」と言い「南北関係改善と韓国が国際社会の責任ある一員として力量を拡大するためにUNが積極的に協力してほしい」と伝えている。






コリアン情報ウィークリー(2011年)

第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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