2010年、人権コーナー、東北アジア平和キャンペーン、集会等の報告

2010年02月15日

2010在日朝鮮人歴史・人権月間第1回実行委員会、9月福岡集会などを確認

 

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2月15日、2010在日朝鮮人歴史・人権月間の第1回実行委員会が総評会館で行われました。2006年、国連の人種主義、人種差別、外国人嫌悪及び関連する不寛容に関するD・ディエン特別報告者は日本の現状について、「最も甚大な表れ方をしているのは文化的・歴史的性質を有する差別である」「コリアン・中国人コミュニティについては、こうしたマイノリティに対する差別の歴史的・文化的根深さが日本では認識されていない」と指摘したように、在日朝鮮人の人権問題は文化的・歴史的性質を有しており、その民族性を尊重するならば約一世紀に及ぶ歴史を知り、人権の視点で検証することが不可欠であるとの点から、2007年来、「在日朝鮮人歴史・人権週間」がとりくまれてきました。 実行委員会では、過去3年間の活動をもとに、2010年が「韓国併合」100 年であること。朝鮮半島の植民地支配が日本の武力・要人殺害など血塗られた強制であったことなどを踏まえ、鳩山政権に村山談話の戦争責任を越えた植民地支配の責任を明確にしたとりくみとしていくこと。などが討議されました。併合100年の8月22日から9月20日までを月間とし、9月18日~19日に福岡で全国集会を開催すること、4月24日に奈良で西日本集会を開催するほか、東日本集会の開催を準備し、そのためのリーフレットやDVDを準備することなどが確認されました。

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