3000人参加し、「証拠開示と事実調べを求める緊急集会-狭山事件の再審を求める市民集会」
「証拠開示と事実調べを求める緊急集会-狭山事件の再審を求める市民集会」が5月12日午後、東京・日比谷野音で開かれ、全国から部落解放同盟や支援団体、市民など3000人が参加しました。東京高検が昨年12月の勧告をふまえ、すみやかに証拠開示をおこなうこと、東京高裁はこれまでの新証拠をふまえ事実調べをおこない、再審開始をおこなうことを求めてひらいたものです。集会の前段には東京高裁、東京高検、国会、都内ターミナルで宣伝活動も行われたほか、集会後にはデモをおこないました。えん罪事件の当事者である、菅谷利和さん、桜井昌司さん、袴田巌さんの姉のひで子さんに石川一雄さんも合流し、足利、布川についで狭山で再審開始を、可視化法実現をとアピールしました。
開会あいさつで組坂繁之部落解放同盟委員長は、石川さんの無実をかちとるために全力でと檄を飛ばしました。
基調提案で松岡とおる部落解放同盟書記長は、この間3者協議がもたれてきた背景を分析しながら、検察に誠実に証拠開示をおこなえという声を突きつけ、世論を高め、狭山再審開始が日本の司法の民主化、えん罪をなくす大事な課題として、成果がえられる年にしようとよびかけました。
狭山弁護団の中山武敏・主任弁護人は、開示勧告という武器を大切に活かしながら、新証拠を積み重ね、粘り強い闘いを展開しゴールをめざす決意をのべました。石川一雄さんは、さらに支援をと訴え、早智子さんは再審に吹く風をもっともっと大きくしてほしいと語りました。
再審公判がはじまる布川事件の桜井昌司さんは、証拠隠しの検察は許せない、つぎは石川さんを無罪にしたい。袴田事件の被告、巌さんの姉のひで子さんは、獄中の袴田さんが精神的に不安定な状態にある現状を語りながら支援を要請。再審無罪をかちとった菅谷利和さんは、これからも私と同じように苦しむ人へ支援したいと体調が悪いなかかけつけ、振り絞るような声で連帯の気持ちを訴えました。
市民の会事務局長の鎌田慧さんは、えん罪の当事者と一緒に再審勝利までがんばろう、えん罪は権力犯罪だ、これは検察の犯罪でもある、3者協議で証拠を開示させよう、と訴えました。
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