2016年、集会等の報告

2016年06月05日

6・5全国総がかり大行動(東京)に4万人が参加

 

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6月5日に総がかり行動実行委員会と市民連合がよびかけた「明日を決めるのは私たち-6・5全国総がかり大行動」が国会周辺3会場で実施され、4万人が参加しました。また、全国100カ所以上で同様の集会等が開催され、参院選挙勝利、戦争法の廃止、安倍内閣の退陣を呼びかけました。
国会正門前の集会では、最初に市民連合を代表して山口二郎さん(法政大学教授・学者の会)が「戦争する国になるのを食い止めるのは今を生きる私たちの最大の責務だ。参院選挙で改憲勢力の3分の2確保を阻止するばかりでなく与党を過半数割れに追い込み、安倍内閣を退陣させる、そのために力を合わせよう!」と呼びかけました。

政党からは、民進党の枝野幹事長、共産党の山下副委員長、社民党の吉田党首が挨拶し、参院選の1人区すべてで野党共闘が成立したことに触れながら「市民と野党の力で参院選勝利を!」と、それぞれ訴えました(上写真は各党の代表者)。
またアピールでは、湯川れい子さん(音楽評論家)が「子どもや孫のことを考えれば、安倍政権のやることは私の感性と合わない。参議院選挙では必ず勝ちましょう!」と述べ、高野孟さん(ジャーナリスト)は、「今度の選挙は安保が第一の争点だ。あらゆる知恵とエネルギーを使って安倍政治の流れを断ち切らなければならい」と強調しました。
ママの会の星野さなえさんは、「すべての人はかけがえのない宝物だ。そんな命が戦争で奪われることは我慢できない。もう戦争で命を奪わないで!それは私の願いだ」と声をあげました。安保法違憲訴訟の会の古川健三さん(弁護士)は「東京・福島・高知で安保法の違憲訴訟を提訴した。憲法を遵守すべき内閣が勝手に憲法解釈を変えることはあり得ないことだ」と、違憲訴訟への支援を呼びかけました。
田中宏さん(一橋大学名誉教授)は「安倍内閣は市民集会に参加予定だった中国からの参加者の入国を認めなかった。高校の無償化からの朝鮮学校の除外の不当を訴える裁判に勝利したい」と決意を表明。最後に総がかり行動実行委員会の高田健さんが「難しかった野党共闘も実現した。野党と市民が一緒に闘って安倍政権を倒す。その希望を実現しよう」と訴え、参加者全員でシュプレヒコールを行いました。
集会は国会正門前のステージの他、霞ヶ関と日比谷公園でもステージが作られ、国会周辺の参加者とともに参院選挙に勝利し、戦争法の廃止と安倍内閣退陣の実現に向けて奮闘することを確認し合いました(下写真は霞ヶ関での集会参加者)。

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なお、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会と共催で、6月19日(日)14:00~15:30に、「いのちと平和のための6・19大行動」を国会正門前で行い、同時に沖縄県那覇市で開催される在日米軍属による女性殺害事件に抗議する「怒りと悲しみの沖縄県民大会」に連帯して行動します。

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