2018年、集会等の報告

2018年02月13日

宜野湾市の米軍ヘリ部品落下事故 保護者ら院内集会

沖縄緑ヶ丘保育園 020.JPG

昨年12月、沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍ヘリコプターの部品が落下した事故が発生しましたが、2月13日、緑が丘保育園の神谷武宏園長と父母会の宮城智子会長ら7名が内閣官房、外務省、防衛省の政府側に要請行動を行い、10万筆の署名を提出しました。その後、沖縄県選出の国会議員で作る「うりずんの会」や「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」が主催する院内集会に参加し、報告しました。
集会の共催団体でもある平和フォーラムの北村智之副事務局長の司会で進行し、神谷園長が緑ヶ丘保育園で生活する笑顔いっぱいの子どもたちの様子を、パワーポイントを使って説明、この子どもたちが生活する保育園の頭上に米軍ヘリの部品が落下した経過と、事件後、全国から「自作自演だろう」「日本に盾突くなら日本から出ていけ」「嘘つき、謝罪しろ!」等の誹謗中傷の電話が送られてきたことを語りました。
さらに、父母会の宮城智子会長、知念有希子副会長ら6名の保護者が相次いで、「私たちの願いは子どもたちの安全。ただ、保育園の上空を米軍機が飛ばないでほしいと言っているだけだ」「なぜ、そんな、当たり前の話が通らないのか」と涙ながらに訴えました。
防衛庁側はただ、「米軍が調査中。その結果を待ちたい」という回答を繰り返すだけだったとして、「一体どこに言ったら、ささやかな願いがかなえられるのか教えてほしい」「空から降って来るのは雨だけにしてほしい!」と強調しました。

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