2018年、基地問題コーナー、トップランク、沖縄コーナー、集会等の報告

2018年06月05日

「オスプレイ飛ばすな!6・5首都圏行動」に3100人

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6月5日、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は、住民の安全を脅かし騒音をまき散らすオスプレイの撤去と横田基地などへの配備計画撤回を掲げて、「オスプレイ飛ばすな!6・5首都圏行動」を東京・日比谷野外音楽堂で開催しました。3100人が参加し、韓国から贈られたキャンドルを掲げて、「危険なオスプレイ飛ばすな!」とアピールしました。

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主催者を代表して「戦争をさせない1000人委員会」の藤本泰成さん(平和フォーラム共同代表/顔写真左)は、「安全性に乏しい欠陥機オスプレイが沖縄に配備され、我が物顔で全国を飛び回っている。沖縄に思いをはせなければならない。マイノリティーの権利が侵害されている中ではマジョリティーの権利は確保されることはない。想像力を豊かにして、いのちを守るたたかいに飛び出そう!」と呼びかけました。
国会からは沖縄等米軍基地問題議員懇談会会長の近藤昭一衆議院議員、うりずんの会の照屋寛徳衆議院議員が連帯のあいさつを行い、オスプレイの撤去、新たな配備計画の撤回に向け共にたたかう決意を述べました。

軍事評論家の前田哲男さん(顔写真中)は問題提起として、朝鮮半島の有事を想定して配備され実践訓練をしている奇襲作戦、特殊作戦用としてのオスプレイの役割にふれ、集団的自衛権の行使是認、戦争法の成立という新たな事態の中、日米の軍事一体化がさらに進んでいる現状に警告を発しました。
また、ルポライターの鎌田慧さん(顔写真右)は「オスプレイは空飛ぶ恥といわれている。安倍政権は世界の恥だ。早く打倒しなければならない。6月10日の国会前大集会にぜひ参加を!」と訴えました。
横田基地のある現地でたたかいを展開している「東京平和運動センター」の青木正男さんや「憲法東京共同センター」の岡田尚子さん、木更津で「オスプレイ来るな いらない住民の会」で活動する平良文雄さん、「厚木基地爆音防止期成同盟」の大波修二さんが、それぞれ闘いの報告と今後に向けての決意を述べました。

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特別ゲストとして、韓国でパククネ(朴槿恵)前大統領を打倒する闘いを担った「朴槿恵政権退陣非常国民運動・記録記念委員会」共同代表のパク・ソグンさん(顔写真上)が連帯のあいさつに立ち、「朝鮮半島に平和が訪れようとしている。これは市民の力で政権交代を実現した結果だ。韓国と日本の市民が力を合わせ東アジアの平和のために連帯して行こう。韓国のキャンドル行動が日本に燃え移り日本の運動が必ず勝利することを願っている」と、韓国から贈られたLEDキャンドルを掲げながらのコールと、韓国での運動のテーマソングとなった「真実は沈まない」を全員で合唱しました。
最後に、「米軍オスプレイの撤去、配備計画の撤回を求めて、今後も取り組みを強めること」との集会決議を採択し、デモ行進に移りました。デモ行進は銀座から東京駅近くまで行われ、参加者は「オスプレイ飛ばすな!」「安倍政権はただちに退陣!」「みんなの力で政治を変えよう!」などとアピールしました。(写真下)

集会決議はこちら

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