2026年、集会等の報告
2026年02月13日
差別・排外主義許さず共生社会の実現を!「憲法と『建国記念の日』を考える集会」を開催
戦前日本で重要な国家的祝日(「四大節」のひとつ)「紀元節」とされた2月11日が、多くの反対の声のなか、1966年に「建国記念の日」として再度祝日化されました(翌1967年から実施)。このような国家主義復活の動きに抗し、「主権在民」など憲法理念の実現をめざす平和フォーラムは、歴史認識や人権課題をテーマとした集会を例年開催してきました。
本年は2月11日、東京・日本教育会館で「憲法と『建国記念の日』を考える集会」を開催し、約200人が参加しました。街頭で、インターネット上で、外国人差別の煽動が後を絶ちません。しかし高市政権はそうした動きに対して規制をするどころか、「外国人政策の厳格化」を掲げ偏見を助長しています。こうした状況も踏まえ、安田菜津紀さん(フォトジャーナリスト、Dialogue for People副代表理事)の講演、そして鳥井一平さん(移住者と連帯する全国ネットワーク共同代表理事)からの報告を受けました。
安田菜津紀さんは「共に生きるとは何か 難民の声、家族の歴史から考えた多様性」と題して講演。海外、そして日本各地での豊富な取材のなかで培った知見とともに、安田さんご自身のファミリーヒストリーにも触れつつお話しされました。パレスチナの人びとはイスラエルによる差別・抑圧のもとで、もはや人間としてではなく、非人間的な存在として扱われています。川崎や川口などでヘイトがもたらしている実態の一端を紹介しながら、差別の放置は暴力や虐殺につながっていることを指摘しました。
続いて鳥井一平さんからは「ヘイトにNO!全国キャンペーン」のスタートにあたっての報告がありました。外国人に関するデマがいかに根拠を欠いているのか、実際のデータを示しながら解説し、100回のウソ・デマに対しては101回の事実で対抗すること、誰ひとり取り残さない共生社会を実現するために「ヘイトにNO!全国キャンペーン」への参加を呼びかけました。
平和フォーラムは「ヘイトにNO!全国キャンペーン」の呼びかけ団体のひとつとして、これに全面的に協力していきます。今後署名運動のほか全国各地での共同行動を展開する予定です。具体的な内容については近日中にお知らせしますので、ぜひ多くのご参加・ご協力をお願いします。



