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いまこそ史実と向き合う 東アジア市民連帯第4回集会「ジョン・ラーベ」上映会&講演会を開催

2015年4月 6日

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「戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯」(略称、東アジア市民連帯)の第4回集会「いまこそ史実と向き合う 『ジョン・ラーベ』上映会&講演会」が44日(土)に連合会館で開催され約250名が参加しました。

 今回上映された「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」は2009年に制作された独仏中合作による映画です。様々な映画賞を受賞し多くの日本人俳優も出演している本作ですが、南京大虐殺を描いているためにこれまで日本国内では公開されてきませんでした。昨年から実行委員会が国内での上映運動を始め、いまは全国各地で自主上映会が開催されています。東アジア市民連帯も「加害責任に対する真摯な謝罪」と「東アジアにおける歴史認識の共有化」という活動理念を実践するために今回の上映会を企画しました。

 映画の主人公であるジョン・ラーベは、日本軍による南京侵攻当時シーメンスの南京支社長を務めていた実在の人物です。彼は仲間とともに安全区を作り、逃げ遅れた20万人の中国人を助けるために奮闘します。時には命を張って日本軍と対峙する彼の姿は見る者すべての胸を打ちます。また日本軍の蛮行を見事に演じきった日本人俳優陣も見どころのひとつ。特に朝香宮鳩彦王を演じた香川照之の演技は憎たらしいまでに秀逸。安全区を潰そうとする朝香宮とラーベによる駆け引きは緊張感にあふれ、会場中が固唾をのんでスクリーンを見守りました。

 上映後には、大谷猛夫・「南京への道・史実を守る会」共同代表から作品解説がありました。実在のラーベは「シンドラー」に例えるよりも「ドンキホーテ」と呼ぶにふさわしいような実直で正義感の強い人物であったこと、またドイツに帰ってからは不遇のままこの世を去ったが死後発見された彼の日記をもとにこの映画がつくられたことなど、作品の背景がとても詳しく説明され、映画への理解をより深いものにしてくれました。

 

 本作を見れば、なぜ歴史修正主義者が南京大虐殺を否定しようとするのかよくわかります。しかし、そのような過去の誤ちに正面から向き合うことで初めて友好と信頼にあふれる東アジアが作れるはずです。戦後70年となる今年こそ、真摯に史実と向き合うことが求められています。

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