2019年、基地問題コーナー、トップランク、集会等の報告

2019年12月01日

全国各地でオスプレイ反対!日米合同軍事演習反対!で集会開催

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【鹿児島】
 海上自衛隊鹿屋航空基地のある鹿児島県鹿屋市で11月30日、「鹿屋に米軍はいらない県民集会」が開かれました。地元鹿屋の市民団体「鹿屋に米軍基地はいらない住民の会」がよびかけ、鹿児島県護憲平和フォーラムなどが参加しました。これまで、在日米軍空中給油機の移駐反対をかかげ、抗議行動が開催されてきましたが、今年に入り、岩国基地所属のKC130空中給油機の慣熟訓練やオスプレイのデモフライトなど、本格的実施に向けた訓練が始まったことに、多くの市民・県民の抗議の声が広がりました。
 
【滋賀】
 滋賀県高島町にある陸上自衛隊あえば野演習場では11月30日、12月1日〜13日まで行われる日米合同軍事演習「フォレストライト」に反対して、平和フォーラム関西ブロックなどが主催する集会が開かれました。
 同地での日米共同軍事演習は17回目で、今年2月に続いて1年間に2回開催されることになります。また、あいば野演習場と今津駐屯地の他、国分台演習場(香川県)、日本原演習場(岡山県)、明野駐屯地(三重県)を使って大規模に展開され、沖縄・普天間基地所属のオスプレイ4機が投入されます。
 集会では、市民のいのちやくらしの安全よりも、米軍と共に軍事一体化を進める安倍政権に対して、抗議の声が上がり、「琵琶湖を軍靴で汚すな!未来ある若者を海外の戦場に送るな」などとアピールしました。
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【千葉】
 また、12月1日には千葉県木更津市で、陸上自衛隊が導入するオスプレイ17機の暫定配備に反対する集会が開催されました。
 陸自オスプレイについて防衛省は、佐賀空港への配備が目論んでいますが、地元地権者の漁協などの反対もあり、木更津駐屯地に暫定配備しようとしているもの。しかし、住民への説明会では、暫定期間について言及がなく、恒久的な配備になるのではと、不安と怒りの声が渦巻いています。
 集会では、欠陥機オスプレイの問題点や東京横田基地の配備された米空軍オスプレイもふくめて、首都圏上空でオスプレイの飛行訓練が展開されている状況が批判されました。また、専守防衛の域を超えた自衛隊の軍備増強と日米軍事一体化に対して抗議の声が上がり、沖縄、佐賀、横田のみなさんと連携を深め、オスプレイの配備を阻止しようとアピールしました。

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