2019年、トップランク、沖縄コーナー、集会等の報告

2019年05月25日

辺野古新基地建設を断念せよ! 国会包囲行動に5000人!

DSCN2573.JPG 5月25日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、国会周辺で、基地の県内建設に反対する県民会議、「止めよう‼辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会との共催で「止めよう辺野古新基地建設・9条改憲・安倍政権の暴走を!国会包囲行動」を開催し、猛暑の中5000人が参加しました。また。この日の行動は全国32の都道府県、38地域で開催される全国総行動として実施されました。
 集会は、主催者を代表して野平晋作さん(国会包囲実行委員会)があいさつし、「2月の県民投票で、新基地建設反対の沖縄県民の意思が明確に示されました。ボールは本土の側に投げられました。本土のたたかいが問われています。沖縄の民意が尊重されないなら、日本に民主主義はないことになります。沖縄に過剰に押し付けられている米軍基地問題を解決することで、日本に本当の平和と民主主義を実現しましょう」と訴えました。
 作家の落合恵子は「あれだけの大勢の県民が反対という確かな意思が表明されながらも、ほんのわずかでも耳を傾けず・誠意も示した政権ではない。こんな暴挙を許すことは沖縄県民はもとより、この国の民主主義を破壊・破滅する道でしかありません。こんなことをもう一度声を大にして語っていきましょう。」と呼びかけました。
 沖縄から駆け付けた安次富浩さん(ヘリ基地反対協)は「私たちは『勝つこととは、あきらめないことだ』を合言葉にして、座り込みや、抗議行動を展開しています。衆参の同日選の情報が流れていますが、堂々とたたかって、安倍政権を打倒しましょう。この国を変えるのは私たち主権者です。一致団結して本当の民主主義の国を作りましょう!」呼びかけました。
 政党からは、石橋通宏参院議員(立憲民主党)、森ゆう子参院議員(国民民主党)、小池晃参院議員(日本共産党)、福島瑞穂参院議員(社会民主党)が駆けつけ、それぞれ、辺野古新基地建設の強行に反対し、安倍政権の退陣を求めて共に闘う決意を述べました。
 内山さと子武蔵野市議会議員は、武蔵野市議会が政府に対し沖縄の県民投票の結果を尊重することを求める意見書を採択したことを報告し「小平市でも小金井市でも意見書が採択されました。沖縄だけでなく本土の私たちが声をあげ行動することが今、求められています。沖縄との連帯を今度こそしっかりと示して、安倍政権の退陣を求めていきましょう。」と訴えました。
 藤本泰成さん(総がかり行動実行委員会)は、学者・弁護士・文化人らによる公開ヒアリングを防衛省と行った報告を行いながら「私たちの13項目の公開質問に関して、防衛省は一切まともな回答ができませんでした。沖縄の現実がいかに理不尽で、憲法が規定する平和主義と民主主義・基本的人権をいかにないがしろにしているかは明らかです。沖縄と連帯し大きな声をあげていきましょう!」と呼びかけました。
 最後に高田健さん(総がかり行動実行委員会)が閉会の挨拶に立ち、「今国会での改憲発議はほぼできなくなった。安倍総理の次の手は参院選で3分の2を確保することです。しかし、それを阻止すれば安倍総理の9条改憲の夢は破れ、彼は引責辞任せざるを得ません。参院選に勝利して、安倍政権の崩壊に追い込みましょう!闘いは続きます共に頑張りましょう」と訴えました。
 集会は2部として議員会館前(平和フォーラム)、国会図書館前(共同センター)、国会正門前(市民団体)の三カ所で集会が開催されました。

TOPに戻る