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東アジアに平和を

2009年8月 1日

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また暑い夏
 また暑い夏がやってきました。ヒロシマ、ナガサキ、そして8月15日、私たちは、この季節にいろいろな思いを込めます。
 被爆詩人峠三吉さんの詩「序」の最後は「にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ」です。広島の原爆慰霊碑は、「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」です。この夏、もう一度、「被害者であった私たち」と「加害者であった私たち」の歴史をしっかり見つめなおし、「くずれぬへいわを へいわをかえせ」と胸に刻みたいものです。
 「くずれぬへいわ」を創り出すために、「過ちは繰返さぬ」ために、日本は憲法9条を制定しました。戦後64年間、世界各地で戦争が引き起こされる中で、日本は直接、戦争の当事者になっていません。憲法9条が政府の行為をおしとどめてきました。しかし防衛庁が防衛省になり、自衛隊は「世界第5位の軍隊」にまで膨張し、米国の侵略戦争を支えるため、インド洋、イラク、ソマリア沖へと派兵されています。さらに米軍が「中東から東アジア」を視野に北海道から沖縄まで駐留展開し、出撃をし続けています。鏡にはどんな日本が、私たちが映っているのでしょうか。中国や朝鮮民主主義人民共和国の人たちに日本はどう見えているのでしょうか。想像力を働かせたいものです。

制裁では何も解決しない
 来年は韓国併合100周年です。100年前、日本は朝鮮半島を侵略し、植民地化したのです。その清算もまだ終わっていません。北朝鮮との関係では、国交のない中で、拉致の問題もあります。拉致は犯罪であり、容認できません。右翼勢力は、「制裁、制裁」と声を張り上げています。日本政府も同じです。「制裁」すれば、拉致の問題も、核の問題も、平和を確立する問題も、過去の清算の問題も解決し、日朝国交正常化が実現するのでしょうか。実現するはずがありません。制裁では何も解決しません。
 拉致被害者家族会・元副会長の蓮池透さんとお会いしました。日朝国交正常化連絡会のパンフレットを読んでくれ、まったく同感でともにがんばりましょうと言ってくれました。彼は今年の5月に「拉致―左右の垣根を超えた闘いへ」(かもがわ出版)を出版しました。その本の中で、政府の欺まん性を告発すると同時に、「家族会」や「救う会」の運動が政治的に利用されていることを告発。「拉致被害者」を救うには、「制裁一辺倒」ではなく、「行動対行動」を基本に交渉を積み上げ、信頼関係を築くこととしています。その通りだと思います。彼の事実を見据える姿勢に学びたいものです。

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