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何度も言う、アジアとの友好を

2011年3月 1日

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  昨年12月30日、全国高校ラグビー大会の2回戦、大阪朝鮮高校ラグビー部は早いパス回しで花園ラグビー場をわかせ快勝した。しかし、チームの主力でこの日も2トライをあげた権裕人(コン・ユイン)選手は、試合中に相手選手と接触、脳しんとうを起こして退場した。国際ラグビー機構の規程によって3週間のプレー禁止となった。その後、同校は2年連続のベスト4入りを果たしたが、彼は以降の試合に出場できなかった。「心が折れかけた」と彼は振り返る。

 しかし、不完全燃焼の彼に最後の試合をとの呼びかけに、優勝校の桐蔭学園(神奈川)など7校16人の選手たちが選抜チームを結成し、1月22日親善試合が実現した。この試合はNHKで「笑顔のノーサイド」として放映された。

 2月9日、権選手は参議院議員会館の会議室にいた。高校授業料無償化の朝鮮学校への適用を求める集会、多くの朝鮮高校の生徒・保護者も集まっていた。彼は訴える。「ぶつかり合いゴールめざして互いが闘っても、ノーサイドの笛が吹かれればまた笑顔の仲間に戻る、そこに国境はない」。日本に生きる高校生の人権問題を政治紛争とない交ぜにして恥じない政治家は、高校生の清々しいスポーツマンシップに学ばなくてはならない。

 1955年生まれの私は、アメリカンポップスを聴きながら育った。そして、アメリカに憧れた。今はK-POPと呼ばれる、韓国のポピュラー音楽が若者の身近にある。アジアと日本の垣根は外されつつある。財務省が1月27日に発表した2010年の貿易速報によると、日本の対アジア貿易の黒字額は初めて10兆円を超え過去最大となった。アジア向けの輸出額は約37兆8,000億円、中国向けは約13兆円、比べて米国向けは10兆4,000億円である。何がどうなっているのかは、数字が証明する。「脱亜入欧」は1885年の時事新報の福沢諭吉の論説だが、125年を経過して「脱米入亜」ではいかがなものか。もう変わるべき時代に来ているのだ。日本の固陋(ころう)は、政治家に多い。

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