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都知事選挙に思う。この国の民主主義!

2011年5月 1日

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 未曾有の大震災は「日本人の我欲への天罰」と、石原慎太郎東京都知事は発言した。後に撤回し謝罪したが、この震災に伴う津波によって全てを失った被災者の悲嘆に心をよせることはなかったに違いない。そうでなければこのような言葉が出てくるわけがない。この人の発言を聞きながらいつも感じる。「この尊大な口調はどこから来るものか」と。つくづく、この人の発言の品格のなさに心が痛む。

 東京マラソンに際しては、最後尾を完走したいと必死に走るランナーを、「ナチスに追われるユダヤ人」と例えた。電力不足には「パチンコやめちまえ」と発言した。パチンコ店でつくる全日本遊技事業協同組合連合会をターゲットにした極めて悪意に満ちた発言としか言いようがない。東アジア諸国民を「三国人」とした発言も記憶に新しい。

 この人は、とことん差別主義者だ.「女性が生殖能力を失っても生きてるっていうのは無駄で罪だ」との発言もあるし、重度障害者の施設を視察して「ああいう人ってのは、人格があるのか」と発言したこともあった。環境庁長官だった1977年に水俣病患者の方から抗議文を渡されて「これを書いたのはIQが低い人たちでしょう」と発言した。もう語る言葉もない。

 しかしこの人、260万票も獲得して、またもや都知事に選ばれた。75年、都知事選挙の対立候補の美濃部亮吉さんに対して「前頭葉の退化した60、70の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか」と発言したが、今回、78歳で立候補し「身命を賭して最後のご奉公をしたいとの思いから立候補することとした」と発言した。

 文化人類学者のルース・ベネディクトは、日本文化を「恥の文化」と表現したが、今は恥を知らない人が「日本」を語り「日本」を動かす時代なのか。この人には「厚顔無恥」という言葉がよく似合う。

 とにかく、この未曾有の災害の状況下にあって日本の民主主義は、この人を選んだ。世界は、どのように見ているのだろうか。または見ていないのだろうか。

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