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構想する社会と実現する信念 野田さんに欲しいもの

2012年8月 1日

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 「僕は将来総理大臣になりたい!」と、「あいのり」というテレビ番組で話していた横粂勝仁衆議院議員は、2009年の衆議院選挙に、民主党の公募で立候補し当選した。その後、さっさと民主党を離脱している。政治の世界に身を置くとき、その目的が「総理になること」なのかと疑問を感じた。

 政治家を育成する塾が盛んだ。希望者が殺到する。松下政経塾、維新政経塾など。ここに応募する若者の思いはどうなのか。社会矛盾に目を向け新しい社会を構想してか、それとも単に自ら権力に身を置くことを渇望してか。

 野田佳彦総理大臣は、どのような思いで松下政経塾に入塾し、どのような思いで民主党結党に参加したのか。その覚悟を聞きたいと思う。彼は、消費税導入に政治生命をかけるとした。未曾有の大震災と福島原発事故の最中にである。財政再建は急務であることは違いない。そのための議論を惜しむものではないが、命をかけるべくは別にあるだろうと思う。野田首相の下で、武器輸出三原則やPKOでの武器使用基準の緩和が図られ、尖閣諸島の国有化も図られようとしている。そして「集団的自衛権の行使」をも議論しようとしている。オスプレイ配備には「日本がとやかく言える問題ではない」と一蹴。民主党結党の理念はどこかに行ったのか。小沢一郎衆議院議員は「国民の生活が第一」として離党した。状況と理念は逆転している。

 大江健三郎さんは「大飯原発を再稼働させた日本政府は、福島で起きたことをなかったことにできるとする傲慢さがあるのではないですか」と指摘した。私は、「傲慢」と言うのは政治信念がないことかと感じる。

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