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将来の展望を示し、若者の政治参加を!

2013年8月 1日

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 この原稿が載ったニュースペーパーが発行された頃には、参議院選挙は終わっている。結果だけを云々したくはない。しっかりと受け止めて次のステップに向かわなくてはならないのだろう。

 各地の選挙管理委員会は、若年層の投票率アップにいろいろな施策を打ち出している。福島県では、「福島希望(のぞみ)」さんという萌えキャラのイラストが起用され、滋賀県では、スマートフォンでダウンロードすると、選管のマスコット「めいすいくん」といろいろな写真が撮れるらしい。和歌山県のようにヤフーの検索サイトにバナー広告を出したり、広島県のように公共の場でばらばらに行動していた人々が突如そろってダンスを始める「フラッシュモブ」をPRに使ったり、どの県も必死に若者への投票を呼びかけている。

 総務省選挙部の調査によると、前回の2010 年の参議院選挙では20 代の投票率は36.17%、一番高い60 代後半の78.45%の半分にも満たない。「なぜ若者は投票に行かないのか」は、今に始まったことではない。若者に主権者たる自覚が足りないと批判するのは簡単だが、それで投票率は上がらない。若者に聞くと、「誰が何を主張しているか分からない」「選挙で世の中が変わるとは思えない」「政治家は信用できない」などの政治に後ろ向きの声が並ぶ。ネットの世論調査でも、「無党派が6 割、分からないの回答続出」「政治離れが顕著」と分析されている。

 しかし、6 割強が「アベノミクスの実感なし」、「消費税反対」は5 割に及ぶ。生活に根ざしたしっかりとした目を持ってはいないか。無関心というのではなく、政治を信頼していないか期待していないと言うことではないか。今回の参議院選挙にネット上では6 割が投票に行くと答えたらしい。民主党政権の失敗は多党乱立を招き、より政治が見えにくくなっている。それぞれの主張に具体性は見て取れない。都合の悪いことは口をつぐみ、威勢のいい抽象的な言葉だけが踊る。しかし、将来への展望は見えてこない。政治家が目先の関心しかなく、この国をこうするという「国のあり方」を見せることを誰も考えない。これでは、信頼を得ることは出来ないだろうし、投票率アップも望めない。
 

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