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拝啓、高江・辺野古の 機動隊の皆さんへ

2017年1月 1日

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 高江の米海兵隊ヘリパッド建設の現場では、阻止したい市民と工事を進めようと全国から動員された機動隊とが、連日対峙している。沖縄県民の思いは、圧倒的に基地建設反対だ。最近の国政選挙では、工事を強行する政権与党の候補者は、誰一人として当選していない。工事の強行に抗議する市民の怒りの矛先は、自ずと目の前の機動隊員に向く。そう言っては叱責されるかもしれないが、若い機動隊員も大変だ。全国から呼び集められて安倍政権の手先とされ、様々な罵声を浴びせられる。

 若い機動隊の皆さんに呼びかけたい!ぜひ沖縄の歴史を学んで欲しいと。沖縄県民がどのような差別にあってきたか。あの沖縄の地上戦で、一般市民がどのような状況で死んでいったか。そして戦後、米軍基地がある故に多発する事件・事故。1959年の宮森小学校にノースアメリカンF100Dジェット戦闘機が墜落し、小学生11人を含む17人が亡くなった事件、1995年の少女暴行事件、そして、2016年4月の女性暴行・殺人事件。

 沖縄の歴史を学ぶ中で、皆さんには理不尽と思えるかもしれない目の前の抗議の声が、いったい何から生まれているのか、辺野古新基地建設に反対する翁長雄志知事の言う「沖縄のアイデンティティー」なるものが何なのかが分かってくると思います。そうすると、高江の現場で命じられた職務が、いかに理不尽なのかが分かると思います。

 高江では、自分の意志を明らかにできないあなたでも、家に帰れば普通の市民です。もしかしたら恋人が、連れ合いが、子どもがいてもおかしくはありませんね。警察官として、市民の安全と命をまもる職にあるあなたを、あのような理不尽な現場に追い込んでいくのが安倍政権だと気づいたら、主権者としての権利を行使する際に考えて下さい。市民が明るく楽しく生きていくことのできる社会にするために。そして、高江で、辺野古で、あなたが辛い思いをしなくてもすむように。

 追伸 高江や辺野古で、あなた方が浴びせられてきた罵声は、みんなの明るく楽しい社会を作りたい、理不尽な基地建設を止めたいとの思いの表れなのです。私たちの敵は、あなた方ではありません。あなた方を、あのような現場に向かわせる安倍政権なのです。そのことをどうか分かって下さい。
(藤本泰成)
 

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