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新しい時代は生まれない!-杉田差別発言は、安倍の発言-

2018年9月 1日

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 新潮社の月刊誌「新潮45」の8月号で、自民党杉田水脈衆議院議員が、性的マイノリティーのLGBTに関して「LGBTのために税金を使うことに賛同が得られるのでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」と主張した。国内外から厳しい批判にさらされている。杉田議員は、2015年にチャンネル桜に出演し「同性愛の子どもの自殺率は、普通に正常に恋愛できる子どもの6倍高い」と根拠を示すことなく発言、16年7月4日には、産経新聞に連載した「杉田水脈のなでしこリポート」の中で、「夫婦別姓、ジェンダーフリー、LGBTなどはコミンテルン(共産主義インターナショナル)の陰謀、日本の一番コアな部分である『家族』を崩壊させようと仕掛けてきている」と書いている。もはや理性の崩壊としか思えない。

 杉田議員は、日本維新の会、次世代の党に所属した。それを、安倍首相が「杉田さんは素晴らしい」として自民党に誘い、17年の総選挙で比例候補として当選した。杉田議員の主張は、日本会議が主張する戦前の家父長制を基本にした家族制度の復活を期待する。「『朝まで生テレビ』で作家の河添恵子さんが『子育ては母親がするのが一番』と発言して集中砲火を浴びた。一昔前ならあたりまえの発言が、大勢から非難される。つまり私たちが長年培ってきた価値観が急速に壊されてきている」と、前述の「なでしこリポート」に書いている。

 安倍首相が「素晴らしい」と言っているのは、その考え方なのだ。としたら、杉田議員も安倍首相も同罪だ。杉田議員は、7月23日のツイッターに「『間違ったことは言っていないんだから、胸を張ってればいいよ』と大臣クラスの方々をはじめ、先輩方が声をかけて下さる。自民党の懐の深さを感じます」と投稿した。安倍政権の姿勢そのものだ。安倍首相の総裁選対抗馬の石破茂衆議院議員は、「『生産性がない』なんて言ってはいけない。それが許されるようでは自民党の多様性とは言わない。懐が深いとは言わない。人の気持ちを傷付けて平然としているような自民党であって欲しいとは思っていない」と発言している。この普通の発言が、全く生きてこないのが安倍政権なのだ。杉田発言は、安倍政権そのものであることを忘れてはならない。

 2020年は東京オリンピックと言うが、「オリンピック憲章」は性的志向による差別を禁じている。安倍政権を選択する日本に、オリンピックを開催する資格はない。
(藤本泰成)

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