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目を覚ませ!日本人よ

2019年12月 1日

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 ご都合主義がまかり通り、法治主義は瀕死の状態。政界では「責任」と言う言葉が極めて安易に使われる。二人の閣僚の辞任に、安倍晋三首相は「任命責任は私にある」と述べているが、その責任をどう考えているのかは全く示さない。責任の取り方には、辞めるという方法としっかりと説明するという方法があるのではないか。辞めればすむというものでもなく、この2つは切り離すことはできない。二人の閣僚は、あくまでも閣僚に限ってだが「辞任」という方法をとった、しかし説明責任を果たしているとは言えない。安倍首相は、そのどちらも放棄し「責任は私にある」と都合のいい言葉を吐いているだけだ。この間、どのような問題が起きても麻生太郎財務大臣は辞任しなかった。大臣在任期間の不祥事は数え切れないが、辞任や説明などの責任を果たさず、国会圧倒的多数の与党支配の上にあぐらをかいている。

 桜を見る会での、安倍首相後援会の優遇は目に余る。税金の私的流用ではないかとの指摘に「来年は中止する」と発表した。彼らは、もうやらないと言うことで責任を取ったとでもいうのだろうか。「やめりゃいいんだろう」と開き直ってすむ話ではない。何がどうして、こうなったのか。納得ゆく説明ができなくては辞任しかないだろう。何の資料も、証拠も示さず、ぶら下がりの記者会見で突然釈明する、これで幕引きのご都合主義。

 ご都合主義と言えば、米国とイランが対立するホルムズ海峡へ海上自衛隊を派遣するという。現在、英国、バーレーン、オーストラリアなど7か国しか参加していない米国が呼びかける「有志連合」への参加は、イランとのこれまでの関係を含めてハードルが高いとして、その周辺への独自派遣に止めるらしい。海上警備活動では国会承認が必要なので、その必要のない防衛省設置法に基づく調査・研究の活動にするらしいが、危険な中東派遣で、武器の使用も警職法に準じて正当防衛や緊急避難に限られる。派遣される自衛隊員の安全はどう考えるのか。これもご都合主義ではないか。陸上自衛隊のイラク派遣の際には、戦闘地域か非戦闘地域かで激しい議論があった。しかし、今回はそんな必要もない。

 先日、新宿駅西口で3000万署名の街頭活動を行った。桜を見る会での税金の私的流用と海上自衛隊派遣について訴えたが、道行く人の反応は冷たい。日本人よ、韓国を見よ、香港を見よ、いったい何時になったら目を覚ますのか。
(藤本泰成)

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