2020年、基地問題コーナー

2021年02月10日

県道104号線越え射撃訓練 北富士演習場で抗議行動

山梨県の北富士演習場で、在沖米海兵隊による沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練に抗議する集会が2月3日、山梨護憲の集い実行委員会が主催して行われました。北富士演習場で155ミリ榴弾砲による射撃訓練が行われるのは1997年以降今回で17回目となります。集会では、主催者を代表して手塚仁さん(山梨県平和センター代表)らがあいさつをしたあと、抗議声明を読み上げ、演習場に向けてシュプレヒコールを行い抗議の意思を示しました。
また、4日夕には富士吉田市と山中湖村にまたがる演習場内で、下草が燃え広がる火災が発生し、5日朝になってようやく鎮火しました。榴弾の着地点で発火しており、米海兵隊の射撃訓練が原因とみられています。

※沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練は、1996年12月のSACO(沖縄特別行動委員会)最終報告で、沖縄県外への移転が日米で合意され、矢臼別演習場(北海道)、王城寺原演習場(宮城県)、東富士演習場(静岡県)、北富士演習場(山梨県)、日出生台演習場(大分県)の5か所で実施されています。

抗議声明はこちら

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