2023年、声明・申し入れ、基地問題コーナー

2023年09月13日

オスプレイ クラッチが原因で墜落事故 飛行停止を求めて防衛省に要請

 2022年6月に米国カルフォルニア州の砂漠で訓練飛行中だった米海兵隊オスプレイの墜落事故で、はじめて事故原因が機体の欠陥にあることを示した事故調査報告書が2023年7月21日に公表されました。

 この報告書を受け、オスプレイと低空飛行に反対する東日本連絡会とフォーラム平和・人権・環境は9月12日、防衛省に対して米軍オスプレイ及び陸上自衛隊のオスプレイの飛行停止を求めて要請行動を行いました。

 今回の事故と報告書について防衛省は、事故原因について「ギアボックスの構成要素であるクラッチを原因として発生」とあらためて機体に欠陥があったことを認めたうえで、「使用時間が800時間を超えるクラッチに関連する部品(IQA:インプット・クイル・アセンブリ―)の交換により、ハードクラッチエンゲージメント(HCE)を99%以上低減できる」として、飛行の安全にかかわる構造上の問題はないと米軍当局から説明を受けており、米軍オスプレイの飛行停止を求めることも、陸自オスプレイの飛行停止も行うことないとしました。

 防衛省の説明に対して二団体は、HCEを引き起こす根本要因が不明であることや800時間ごとの部品交換で99%事故を低減できるという説明の根拠が明らかでないこと、2022年6月の墜落事故がオスプレイの二つのエンジンで同時にHCEが起きたことが極めてまれなケースと防衛省が認識していることなどをとらえて、再度回答を求めましたが、防衛省は米軍当局からの説明を繰り返し、「仮に二つのエンジンが停止しても、オートローテーションもしくは滑空という手法」で対応できるとの答えにとどまりました。

要請項目と防衛省の回答はこちら(PDF)

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