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日米親善ネイビーフレンドシップデーにおける子どもたちへの銃の一時貸与への抗議声明

2013年8月30日

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2013年8月30日

 

日米親善ネイビーフレンドシップデーにおける
子どもたちへの銃の一時貸与への抗議声明

 

フォーラム平和・人権・環境
代表 福山真劫

 今年8月3日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)で行われた毎年恒例の一般開放行事で、基地を訪れた市民に米兵が銃を持たせていたということが、8月27日の市民団体の抗議などで明らかになった。
 市民団体によると、行事当日に米兵らが子どもを含む見学者に銃を持たせ、射撃姿勢をとってみせたり標的を狙う構えなどをしたという。実射はなかった。
 これに対し同基地のデービッド・グレニスター司令官は29日に市役所を訪れ、銃は実際に部隊で使用されている本物だったことを認め「文化的な違いから一部の方に不快な思いをさせた」と謝罪した。これに対して沼田芳明副市長は「来場者を楽しませるためとはいえ、日米では銃の意識が異なっており、行き過ぎがあったと感じる」と述べ、配慮を求めた。
 しかし、この事件が「文化的な違い」や「銃の認識」以上に大きな問題を孕んでいることは明らかである。戦争において銃を持つということは、敵を攻撃すること、つまり人を殺すということだ。今回の事件は横須賀が米軍の居座る街だということを改めて思い知らせ、ましてや子どもに対しては教育上深刻な影響を与えうる。市民団体の抗議文によると、開放行事では米軍兵士が「Kill Kill Kill」(殺せ、殺せ、殺せ!)と叫んだり、相手の首を絞めるなどの「武闘訓練」も公開されていたという。これは海軍と市民の「交流」というレベルを大きく逸脱しており、市民(特に子ども)の感情に悪影響を与えるという意味で到底看過することは出来ない。よもや集団的自衛権行使の先がけとして、この様な「交流」が進められていると言うのではあるまい。
 横須賀は2006年に女性が路上で殺害されるなど米兵による犯罪が多発してきた。発生した米軍犯罪は、「軍の街」に起因している。原子力空母の母港とされてきたヨコスカに起因した事件である。しかし、今やこの「軍の街」を観光として活用しようとする動きがあることは見逃せない。今回の事件は、米軍が軍と武器で「交流」しようとする姿勢を現わしている。地域住民に対する配慮など毛頭ないという姿勢を現わしているのである。
  よってわたしたちは、米軍が事の深刻さをより正確に認識して心から謝罪すること、二度とこうした事態が起きないよう再発防止に努めることを求める。また、横須賀市にも米海軍基地に対して強く抗議することを求める。

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