2022年、憲法審査会レポート

2022年11月25日

憲法審査会レポート No.3

今週は 衆参いずれも 不開催

今週は(定例日が水曜日の)参議院憲法審査会、(定例日が木曜日の)衆議院憲法審査会、いずれも開催されませんでした。なお、来週以降のスケジュールは未確定です。自公をはじめとする改憲派諸政党はこのかん定例的開催を強く主張していますので、引き続きの注視が必要です。

【マスコミ報道から】

議員任期延長、各党主張に隔たり 緊急事態条項の創設巡り
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/010/276000c
“衆院憲法審査会は24日、幹事懇談会を開き、緊急事態条項の創設を巡り国会議員の任期延長などについて各党の主張をまとめた論点整理の資料が衆院法制局から提示された。自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の4党は12月1日に憲法審を開き、改正原案の作成に向けた意見集約に入るよう求めたが、立憲民主党や共産党は予算委員会での補正予算案審議中の開催に否定的で、合意に至らなかった。”

議員任期延長の議論加速も自公に溝 立民に日程闘争の兆し
https://www.sankei.com/article/20221124-HBVQTLGJIVLFHOXVPZ7YU6VKAQ/
“自民の新藤義孝元総務相は終了後、記者団に「緊急事態の議論が深まっている」と述べ、来月1日の憲法審開催を目指す考えを示した。”
“改憲勢力にとっては野党第一党の〝変化〟も気がかりだ。ここまで憲法審の開催に協力的だった立民が、予算審議と重なる可能性があるとして来月1日の開催に難色を示し始めたからだ。立民の中川正春元文部科学相は24日の幹事懇後、記者団に予算審議中は他の委員会は開かれないとの慣例に言及。「憲法審をやるとすれば改憲手続きに関する国民投票法に焦点を絞ろうと言っている」と説明した。”

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